弱いなら弱いままで。
大月悠祐子さんの漫画『ど根性ガエルの娘』が(またも)凄いことになっています。
ご存知ない方のために説明しておくと、往年の大ヒット漫画『ど根性ガエル』を描いた作家の娘である著者が、その大ヒットと、その後の締め切りからの逃亡によって崩壊した家庭や、幼年期から続く虐待生活を赤裸々に綴った一作。
これがもう、ノンフィクションとして読むとじつにとんでもない漫画で、可愛い絵柄にもかかわらず、圧倒的な迫力に打ちのめされます。あまりにも暗すぎる話のせいか、それほど売れていないようなのだけれど、ここ数年では最も衝撃的な作品のひとつですね。
ただ、この第5巻では、かぎりなく迷惑だった父の死後のエピソードが描かれているのだけれど、もうここまで来るとあまりにも壮絶すぎて、どこまでほんとうなのかわからない。
これ脚色じゃね? というかもう創作じゃね? いくら何でもこんなことほんとうにあるものなの? という
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