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「1000人の忠実なファン」がいれば生きていけるって本当ですか。
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「1000人の忠実なファン」がいれば生きていけるって本当ですか。

2020-12-09 17:44
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     いよいよ年末も差し迫って来ましたね。おかげさまで少しずつだけれど順調に会員は増えています。一時期のような大幅な増加は望めないものの、一年、二年という単位で見ればかなり増えていくのではないかなあ。

     とりあえず「1000人」という数字がひとつの目安になると思うので、淡々とそれを目ざします。あと何年もかかりそうだけれど、不可能ではないはず。

     よくネットでは1000人のファンがいれば食っていけるといわれますが、それはほんとうにそうだと思います。このブログの会員が1000人に到達したら十分にそれだけで生きていける。

     また、いろいろなイベントを開いたり、同人誌を出したりすることもやりやすくなるはず。バラ色の人生とまではいかなくても、かなり生きやすくなるんじゃないかな。

     そのためには今後数年間休まず更新しつづけることがとても大切になるはずで、あまり目先の数字に一喜一憂することに意味はないでしょう。わかっていてもつい喜んだり憂いたりしてしまうんですけれどね。

     ちなみに、この「1000人の忠実なファン(1,000 true fans)」がいれば生きていけるという話は、2008年にある編集者が書いたエッセイに由来するもので、その「忠実なファン」の条件はかなり厳しいものです。

    創作者として成功するために、百万は必要ではない。百万ドルのお金、百万人の購入者、百万人の顧客、あるいは百万人のファンは必要ではない。工芸家、写真家、音楽家、デザイナー、作家、アニメ作家、アプリ作者、起業家、または発明家として生計を立てるには、千人程度の忠実なファンがいるだけでよい。

    忠実なファンとは、あなたが創作したものを何でも買ってくれる人である。このような根強いファンは、あなたが歌うのを見るために200マイルの道のりを自動車で走ってくる。あなたの本であれば、単行本もペーパーバックもオーディブルも買ってくれる。まだ実物を見ないうちに、あなたの彫刻の次回作品を買ってくれる。あなたの無料ユーチューブチャネルの「ベスト版」DVDにお金を払ってくれる。あなたのシェフのテーブルに毎月来てくれる。もし、このような忠実なファン(スーパーファンとも言う)が千人ほどいれば、それで生計を立てられる――富ではなくて生計であなたが満足するならば。


     ひとりから年間1万円を得ることができれば、年収は1000万円になるという計算ですね。

     まあ、じっさいには「1000人の忠実なファン」がいる人にはそのほかにももっと大勢の「普通のファン」や「ファンとはいえないただの顧客」がいる可能性が高いでしょうから、もっと収入は大きくなるでしょうが。

     ブログの有料会員は「忠実なファン」とまではいえないでしょうが、毎月一定額のお金を払ってくれることはたしかです。「普通のファン」くらいはいっても良いかな?

     そのなかの一割か二割くらいは「忠実なファン(スーパーファン)」であるかもしれません。上記の記事では、あくまでその「忠実なファン」に重点を置くことが大切だと書かれています。

    もちろん、すべてのファンがスーパーファンでなくてもよい。千人の忠実なファンの支援があれば、生活費を得るのに十分だろうが、1人の忠実なファンに対して、2~3人の普通のファンが存在するかもしれない。忠実なファンが同心円の中心部にいて、そのまわりの大きい円の部分に普通のファンがいると考えられる。このような普通のファンは、あなたの作品をたまに購入する。あるいは、1度だけしか買わないかもしれない。しかし、その購入のおかげで収入の総計は増加する。おそらく、50%は増加するだろう。それでも、スーパーファンだけに重点を置けばよい。なぜならば、忠実なファンの熱意を通じて、普通のファンの支援が増加するからである。忠実なファンは、直接の収入源であるだけでなく、普通のファンを増やすためのマーケティングにも重要な役割を果たすのだ。

     この「1000人の忠実なファン」理論には一定の説得力があります。というのも、100万人のファンを得ることはかぎりなく不可能に近いのに対し、「1000人の忠実なファン」を獲得することは、ねばり強く頑張りつづければ凡人にも可能であるように思えるからです。

     少なくとも米津玄師のようなスーパースターになりたいと望むよりはるかに現実的でしょう。ぼくもとりあえずは「100人の忠実なファン」と「900人の普通のファン」くらいを目標に頑張りつづけたいと思います。

     ぼくの場合は、完全に「中抜き」なしのビジネスを展開するのはむずかしいので、もう少し人数が必要かもしれませんが。

     もちろん、 
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