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正確には4歳の甥っ子と0歳の姪っ子を連れた妹が帰っていったのですが、ぼくとしては甥っ子が帰ったという印象がつよい。
それというのも、この1週間、ぼくはひたすらこの子と遊んでいたからです。
それはそれは我ながら健気なほどこの子に付き合って『パズドラ』をやったり、『マリオカート』をやったり、『キョウリュウジャー』のプラモデルを組み立てたりしていました。
プラモの組み立てなんて、ぼくが人生でいちばん苦手な類のことなのに!
お金も使いました。『マリオカート』なんて、ほぼ甥っ子のためだけに買って来たようなものですからね。
ある意味では有料読者の皆さまからいただいたお金で甥っ子におもちゃを買ってやったとも云えるわけで、ほんとうにありがたい話です。
おそらくぼくがいなければ、ほかに遊び相手がいない甥っ子は退屈して「うちに帰りたい」と云い出していたことでしょう。
そう考えると自分の仕事は果たした気がします。いやー、よくがんばった>オレ。
やっぱり自分がかわいがってもらって育ったという自覚があるので、子供もかわいがって育てないといけないと感じるのでしょう。
子供というものはブラックホールめいたところがあって、いくらこっちがお金や愛情をそそいでも、めったにそれを返してくれることはありません。
しかし、ぼくとしては、それでも愛情を注いであげたいと思うのですね。
自分自身が周囲の愛情によって生きてきたわけですから、ぼくもなるべくその「バトンリレー」を続けていかないと感じる。
こういうところは、ぼくはほんとうにウェットな人間だと思います。
それにしてもこの1週間、プライベートもプライバシーもないような生活でした。
何しろ奴はこちらが寝ていても、「おじさん、マリオのびゅーんと走るやつ(『マリオカート』のこと)やろう」と云ってぼくの部屋に入って来る。
そうするとぼくはいそいそとかれのために3DSを起動してマリオやらルイージやら、ピーチ姫やら、ドンキーコングを操って走りつづけるわけです。
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コメント
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よくがんばった!えらいっ!!
・・・私が海燕さんの立場だったら、自分がつくったわけじゃない子供にしつこくされたら、殴るか逃避してるかもしれません・・・。