• このエントリーをはてなブックマークに追加
連城三紀彦、逝く。その傑作の数々をふり返る。(2097文字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

連城三紀彦、逝く。その傑作の数々をふり返る。(2097文字)

2013-10-23 07:00
    敗北への凱旋  綾辻・有栖川復刊セレクション (講談社ノベルス)



     作家の連城三紀彦さんがお亡くなりになられたそうです。

     泡坂妻夫さんといい、栗本薫さんといい、『幻影城』出身の作家は早逝する方が少なくないですね。田中芳樹さんにはまだまだ元気で執筆を続けていただきたいものです。

     連城三紀彦といえば当代随一の天才作家、ぼくも心の底からリスペクトするひとりです。

     「戻り川心中」などの「花葬」シリーズを初めとする初期作品の鋭さ、凄まじさには定評がありますが、恋愛小説に足場を移したとされる中期以降の作品にも壮絶な切れ味のものが少なくありません。

     ぼくはまだこの作家の全貌を知っているとは云いがたいので、これから色々読んでみたいと思います。ほんとうに惜しい才能を亡くしました。つつしんで冥福を祈らせていただきます。

     それにしても、こういう訃報を耳にするたび、やはりひとりの時間は有限なのだな、とあたりまえのことを確認させられます。

     連城三紀彦のような格
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。