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きのうに続いて映画を観てきました。『PERSONA3 THE MOVIE ー#1 Spring of Birthー』。同名のテレビゲームをアニメーション化した三部作の第一弾ですね。
ぼくは原作ゲームは半分ほどのところで挫折してしまっているのですが、それでも好きな作品なので観てきました。
感想は――うん、なかなか良かったです。絶賛というほどではないけれど、悪くない出来だと思う。この次元の劇場アニメを「悪くない」で済ませられるということは、いかに現代のアニメが豊穣かつ高度になって来ているかということで、ぼくは嬉しい。
まあ、『風立ちぬ』とか『かぐや姫』みたいに巨費を蕩尽して壮大な実験をくり広げた狂気の作品ではないけれど、水準は十分にクリアしている。
原作の複雑に錯綜した設定と物語を巧みに消化し、映画として見て不自然じゃないところまで持っていっただけでも立派。原作に負けず劣らず楽しめる
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