弱いなら弱いままで。
コミケ参加のお知らせ&寄せられた質問に答えてみたよ!
夏コミに受かってしまったので、数年ぶりに同人誌を出します。『Fate』の小説本になる予定です。サークルスペースは「3日目西せ04a」。良ければ買ってください。通販とかもします。委託販売もするでしょう。
内容についてはそのうち告知しますが、シリーズものの第1巻になるはず。うひー、大丈夫なんですか海燕さん。た、たぶん大丈夫なんじゃないかな。内容はたぶんなかなか面白いと思います。よろしくお願いします!
というわけで、きょうはAsk.fmに寄せられた質問に答えてみるよ。
・自分も新潟県人です。あなたが思う、大都市ではなく地方を拠点にすることの利点を教えてください。
んー。何でしょうね。最近だとイケダハヤトさんが高知県に移住を決めたことが話題になっていますが、まあ、ぶっちゃけ、地方で暮らさなければならない理由は特にないかと。
反対に都会で暮らすべき理由も特に思いつかない。好きなところで好きなように暮らせばいいんじゃないでしょうか。
もちろん、会社が東京にある人は東京ないし首都圏で暮らすしか選択肢がないだろうけれど、ぼくみたいななんちゃってノマドワーカーは、インターネットさえあれば仕事ができますから、そこらへんはどうとでもなります。
そもそも現代においては、地方と都会(大都市)という二項対立がそもそもあまり意味がないんじゃないかな。東京だって郊外はけっこう田舎だし、反対に地方の中心地は都会化している。
問題は「住居にどのような条件を求めるか?」であって、単純に都会がいいとか田舎がいいという議論はできないように思います。
いま読んでいる『週末は田舎暮らし』はいわゆるデュアル・ライフ(都会と田舎の二重生活)について記された本なのだけれど、読んでいるとこういうのもいいなあ、と思いますよ。
もはや住居を一箇所に定める意味もそれほど大きくなくて、ほんとうの意味で「好きなときに好きなところで好きに暮らせばいい」といえる時代なのかな、と思います。
もちろん、東京にしかないショップとか施設はいまだ多いので、東京はきわめて魅力的な都市です。でも、新幹線を初めとする発達した交通網のおかげで、いまとなっては数百キロ離れた新潟からでも東京へ行くのはそれほどむずかしくないわけで、どうしても東京に住まなければならない理由は特にないかと。
というのがぼくの意見。ちなみにぼくが新潟に住んでいるのは実家が新潟にあるからで、ほんとうはどこに住んでもいいと思っています。季節ごとにマンスリーマンションを借りてあちこち移動とか、いいよねー。もうちょっと収入があったらそうするんですけれど。
・海燕さんが感じるエロゲの魅力はなんですか?3つ教えてください。
んー、ひと口にエロゲといっても当然、色々な作品があるわけで、なかなか「これがエロゲの魅力だ!」というのはむずかしいですよね。
それでもあえて云うなら、「発想的になんでもありなこと」、「ダークでアダルトな表現が許されること」、「エンターテインメントを志向していること」の三つが挙げられるかなあ、と。
まあ、最近はエロゲが話題になることは少なくなっていて、斜陽の業界と云われていますけれど、エロゲが面白かった時期というものはたしかにあったんですよ。
もちろん、いまだって探せば面白いものはあるんだろうけれど、やっぱりちょっと時代的に旬を過ぎてしまった感はありますよね。
ぼくが積極的にエロゲをプレイしていた十数年くらい前は、『月姫』みたいな作品が同人からポッと出て来たり、クレイジーなシナリオの作品がそこかしこにあふれていたり、とその「なんでもあり」さは非常な魅力でした。
まあ、「なんでもあり」なだけならいまのネット小説界隈だって匹敵するだろうけれど、エロゲはそうはいっても商業作品ですから、基本的にはエンターテインメントを志向するんですよね。
そこらへんのギリギリのバランスのせめぎあい、みたいなものがぼくには面白かったのです。
およそ商業文化というものはなんでも、最初は混沌としていて、しだいに秩序だっていくものなのですけれど、その中間の時代がいちばん面白いように思えます。
あまりに混沌としていても、秩序化しすぎても面白くない。そういう意味では、最近は興味ある商業文化を発見できずにいますね。何か面白いものはないでしょうか。
・物語に触れる際に、扱われる「テーマ」で好きな物は何ですか? テーマらしきもの自体が判断基準にはならないとしても、無理やり順位を付けて1位を教えて下さい
テーマかあ。まあ、お察しの通り、
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