10月26日に東京は吉祥寺でひらく予定のオフ会、まだ参加者を募集しています。ただ畳に座ってだべるだけですが、それでも良いという方はぜひご参加くださいませ。参加希望の連絡はkenseimaxi@mail.goo.ne.jpまで。もしくは記事のコメント欄でも可。
さて、きのう、どういうわけか新潟にいるてれびんといっしょにご飯を食べに行ったんですが、その際にこんなやり取りがありました。
海燕「何食べる?」
てれびん「なんでもいいですよ」
海燕「監獄レストランとかどう?」
てれびん「韓国レストラン? いいですよ」
海燕「違う違う、「監獄」レストラン」
てれびん「……やめましょう」
海燕「やめようか」
新潟駅前には監獄ふうの内装をほどこしたレストランがあるんですねー。結局、そこはやめて無難そうなイタリアンに入りました。とても美味しかったです。
いや、それだけなんですけれど、ぼく的にちょっと面白かったのでメモしておこうかと。
しかし、てれびんがうちに泊まりに来るの、今週、これで2回目ですよ。山梨に住んでいるはずの男が周2回も遊びに来るか? 普通? まあいいけれど。
で、そのてれびんがうちに置いていった医学書がとても興味深いので、きょうはちょっとその話をしようかと。その名も「神戸大学感染症内科版TBL」。
TBLとはTeam Based Learningの略称で、つまり神戸大学で5日間に渡って行われたライブ講義をまとめた本なのです。
まあ、本来、ぼくは医学に関しては門外漢もいいところ、医学書を読むことなんてありません。読んでも理解できるとは思えません。ところが、この本はそんなぼくが読んでもわかるばかりか、めちゃくちゃ面白い。
講義内容は相当高度なものなので、ほんとうは難解な話が展開されているのだと思うのですが、それでもわりとすらすら読めてしまう。平明なのではありません。明晰なのです。
ロジックの展開がきわめて理路整然としているために、まったく知識がないぼくのような人間でも読めてしまうわけですね。素晴らしい。そうとしかいいようがありません。