59番目のプロポーズ キャリアとオタクの恋

 おもしろい本を読んでいるとそれだけで幸せ、おもしろい本を読めずにいると、それだけで不幸せ、幼い頃からそういう子供だった。幸いなことに、世の中にはおもしろい本が何万とあるので、その点では飢餓を感じたことはない。

 昨日今日でぼくが読みあげた最新の「おもしろい本」がアルテイシア著『59番目のプロポーズ』と『続59番目のプロポーズ』だ。これはおもしろかった。すごくおもしろかった。