「アポに10分遅れそう! 急ぐ or 落ち着く?」「上司から理不尽な要求! 戦う or 従う?」――人生のいろいろな場面で二者択一を迫られること、ありますよね。そんなときに物理的なスイッチを押して、どちらかのモードに心を切り替えてしまおうという画期的(?)なカプセルトイ『パチッと切りかえ!ココロスイッチ』がバンダイの『ガシャポン』で1月14日に発売されます。発売直前の製品を触らせていただき、“心のスイッチ”をパチっと切り替えてみましたよ。
『パチッと切りかえ!ココロスイッチ』は、『∞プチプチ』や好きなだけ鼻がほじれる『ほじれるんです。』を生み出したバンダイ ベンダー事業部 企画・開発第二チーム サブリーダー高橋晋平さんが企画したカプセルトイ。今回も手に取るとパチパチしたくなる、本能に訴える製品を送り出してきました。
人の顔を模した本体には、上下に「気合」「ユルい」などの2択の文言をプリント。鼻がスイッチになっていて、切り替えることで気持ちもそちらに切り替えてしまおう、というコンセプトのおもちゃになっています。下に切り替えるときはパチっと1回、上に切り替えるときはパチパチっと2回、押し込む機構になっていて、異なる感触のスイッチ感が楽しめます。
スイッチで脳は動くのか? ということを確かめるために、人間工学、感性工学、ヒューマンインタフェースなどを専門とする東北大学名誉教授の猪岡光先生から次のコメントをもらったそうです。
「手は“第2の脳”とも言われており、手を動かすと脳の広い部分が活性化することを、最近の技術で確認できています。ある問題を頭で考えながら迷うときに、同時にスイッチを切り替えるという、関連する操作を行うことで、原初的な本能を刺激して、より深い決断や判断ができる可能性があるでしょう」
なるほど、考えながら手を動かすことで、その決断をゆるぎないものにできるのかも。嫌いな人のことを考えながら「嫌い」から「好き」に切り替えると、その人へのマイナス感情も和らぐかもしれませんね。
第1弾は次の12種類をラインアップ。高橋さんが周りの人に、ふだんどんな2択で迷っているかを聞きながら開発したそうです。「ON/OFF」には「キモチきりかえ!」、「気合/ユルい」には「メリハリ大事」など、それぞれの決断をサポートする一言コメントがプリントされたプレートにも注目。
・ON/OFF・告る/とりあえずメール
・好き/嫌い
・気合/ユルい
・泣く/笑い
・ダイエット/食う!
・急げ!/落ちつけ!
・出世/私は私。
・やりきる/断念
・戦う/従う
・怒!!/まーいっか
・フリー
「フリー」は何も書いていないバージョン。「自由な使い方をしてください」とのこと。自分でよく迷う選択肢を書いてしまっても面白いかもしれません。
高橋さんには、仕事でよく直面するという2択「急げ!/落ちつけ!」を実際に使ってみてもらいました。「急げ!」にすることだけが意味があるのではなく、「OFFでもいいじゃないか、という意味でも使ってみてください」と高橋さん。
筆者はシンプルな「ON/OFF」がお気に入り。あまり働きすぎないように、たまには「OFF」に切り替えよーっと。
1回100円という価格設定もポイント。「100円で人間の行動が変わったらスゴいですよね。100円という価格にはこだわりたかった」と高橋さん。「サプリ感覚で使って、元気になってくれたらいいですね」とも。製品のアンケートサイトではユーザーの悩みや欲しい選択肢を聞いていく予定だそうで、第2弾、第3弾の登場も楽しみです。
ガシャポンワールド
http://gashapon.jp/
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