なぜ、子供はYouTubeを観るのか?
■YouTube好きの子供たちは嗜好が変化したのか? 先日、YouTuberのマネジメントを手がけるプロダクション「UUUM」が上場した。 「YouTuber」は、子供たちのなりたい職業の常連になり、 テレビでもセットトップボックスを使い、子供たちはYouTubeを観るようになった。 なぜ、今の子供たちはYouTubeを観るのだろうか? 大人たちは首を傾げている。 今の子供たちは、昔の子供たちと嗜好が違うのだろうか? 否、子供たちの嗜好は今も昔も同じである。 結論を先に言ってしまうと、変わったのはテレビの方で、変わってしまったテレビの代わりに、昔のテレビの役割をYouTubeがしているだけなのである。 一体、それはどういうことなのか? ■過激YouTuberが人気の理由 前回、 「5年以内にトヨタやソニーがアナウンサーを雇う時代になる」 http://ch.nicovideo.jp/minobe/blomaga/ar1333282 | という記事でも書いたが、テレビを最も観ているのは、F3層(50歳以上の女性)である。 その次は、M3層(50歳以上の男性)である。 つまり、この十数年で、若者から高齢者へとテレビの視聴者の中心層が変化したのである。 すると、高視聴率の番組は、テレビの中心...