無垢の映画ブログ! 「映画寄行」 第5回『悪魔の毒々モンスター 新世紀絶叫バトル』
ブロマガをご覧になっている皆様、お久しぶりです、無垢です。前回の記事から、もう3ヶ月が経ちました。なんてこったい。結局『ドクター・ストレンジ』は見に行けずじまいでしたが、弟が見たがっていた『仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦』、4月7日公開の『ゴースト・イン・ザ・シェル』は無事公開初日に見に行けました。あと、なんか無職になりましたが私は元気です。
今回レビューを行う映画は、アメリカで2000年に公開されたコメディ系アクション映画『悪魔の毒々モンスター 新世紀絶叫バトル』です。本作はアメリカのトロマ・エンターテインメント社の代表作『悪魔の毒々モンスター』シリーズの4作目で、本シリーズは脆弱な青年であるメルヴィンが変貌した異形のヒーロー〝毒々モンスター〟の活躍を描いています。
(「毒々モンスター」)
ここで「『悪魔の毒々モンスター』のレビューを行うのは分かるけど、なんで1作目からじゃないの?」という疑問が湧いた方もいらっしゃるかと思われますが、無いんすよ。その1作目が。というか、『新世紀絶叫バトル』以外のシリーズが。だって、3作目まで80年代の映画だもん。そりゃあ、TUT〇YAにおいてな・・・Amazonで普通に売ってるじゃねぇか!!?。1作目に加えて、2作目と4作目(本作)のセットまであるし!! ・・・あれ、3作目は!?つーか、2作目と4作目のセットって中途半端じゃねぇ!? ・・・少し取り乱しましたが、以上の事情により今回のレビューは『新世紀絶叫バトル』のみとさせていただきたい。
時に、当記事で初めて『悪魔の毒々モンスター』を知った方もいらっしゃるのではないでしょうか。私自身もネットの海を漂うまで、本シリーズについて微塵も存じ上げていませんでした。なので、今回は本作の冒頭をご紹介しつつ、レビューを行っていこうかと。反響次第では、このスタイルで今後ブロマガを執筆する可能性が高いので、お気に召した方はコメントをいただけると助かります。
『新世紀絶叫バトル』の物語は、メルヴィンの母校がメキシコからの招待生と交流している最中、おむつマフィアが襲撃してきたところから始まります。
(「交流会の様子1」)
(「交流会の様子2」)
(「おむつマフィアの襲撃」)
おむつマフィアは実に残虐な連中で、要求を訴えつつ見せしめに生徒1人を殺害してしまいました。
(「犠牲になる生徒」)
なんという非道な行為。この凶行には、かけつけた警察も憤っているでしょうn・・・
(「生徒をクソガキ呼ばわりする警察」)
警察ひどくね?なんか正義感が薄いんですが、これがアメリカイズムなんですかね? 薄情なポリスメンは放っておいて、舞台であるトロマヴィルを仕切る市長にスポットライトを当ててみましょうか。
(「インタビューを受ける市長」)
(「神頼みする市長」)
市長も大概だった。どうも、本作において警察や市長はクソの役にも立たないようですね。
(「ビキニTV」)
ここで、おむつマフィアたちが要求していた取材班が来ます。そうです、みんな大好きビキニTVです。ビキニTVの到着により、おむつマフィアの真の目的が生徒たちの公開処刑だと判明。さっそく、連中のボスが手始めに妊婦の先生の処刑を行おうとした・・・その瞬間、ビキニTVのリポーターが彼の手を掴んだ!そう、これまでリポーターだと思っていた人物の正体は・・・
(「妊婦の先生を粛清しようとするボス」)
(「ボスの手を掴むリポーター」)
我らが毒々モンスターだったのだ!
(「リポーターの正体は毒々モンスター!」)
ちょっと体格的に無理があんだろ!?
毒々モンスターの登場に、おむつマフィアも驚愕。聞いてもいないのにペラペラと解説まで始めます。
(「驚くおむつマフィア」)
(「解説するおむつマフィア」)
同行していた超肥満体のカメラマンも仲間のラードアスであり、 2人でおむつマフィアの撃退を開始。基本的に毒々モンスターは悪人には容赦しないので、 教室中に血の雨が降るのであった。
(「ラードアス」)
しかし、連中がタダではやられるはずもなく、隙を突いてボスが機関銃で生徒たちの大半を虐殺。
(「命を奪われる生徒たち」)
あまりの残虐非道ぶりにカチンと来た毒々モンスターは、ボスを壁際まで追い詰めて生きたまま内蔵を引っこ抜きます。FATALITY
(「FATALITY」)
(「ところで、ボスって誰かに似てね?」)
] が、これが悪手だった。ボスは虐殺の直後に、時限爆弾の存在、自身の心臓と爆弾のスイッチがリンクしていることを明かし、毒々モンスターを牽制していました。
しかし、毒々モンスターが勢いあまってボスを殺しちゃった結果、時限爆弾が起動。これには誰もが大ピンチ。さぁ、どうする毒々モンスター!?
そ れ ど こ ろ じ ゃ ね ぇ よ そんなことをしている間に5秒経ったじゃねえk・・・
(「まだ5秒と言い張る爆弾」)
えぇ・・・(困惑)
しかも、毒々モンスターはモップを取りに行った途中で、隠れてクスリをキメようとした不良生徒を説教してから教室に戻るのですが、
(「お説教」)
(「都合の良い爆弾」)
わずか1秒しか経ってないという。
さらに、このご都合展開を利用して毒々モンスターは、
(「明るい家族計画のお時間」)
(「美人な嫁さん」)
(「エクスタシー」)
子作りに励む始末。※余談ですが、嫁のサラは盲目なので毒々モンスターの姿は、
(「メルヴィン(想像図)」)
こう見えている模様。
子作りを終え、舞台は取り残された教室へ。
(「安定の爆弾」)
せめて2秒は経過してろよ!!
時限とは何だったのか爆弾はさておき、教室ではラードアスが奮闘し、毒々モンスターも観衆に応援されながら帰ってきました。また屋外では、本作と同様にトロマが手がけたヒーロー映画『カブキマン』から、カブキマンが応援に駆けつける胸熱クロスオーバー展開が。
(「カブキマン登場」)
さぁ、カブキマン。毒々モンスターに続いて、悪党を懲らしめてくれ!
(「あっ」)
(「チュッチュピッピ」)
おめぇもチュッチュピッピかよ。しかも、相手は通りすがりのリポーターじゃねぇか。おめぇ、NY市警の本部長だろ。なに、勢いでチュッチュピッピしようとしてんだよ。
(「やる気を出した爆弾」)
(「本気を出した爆弾」)
突然の本気。これには取り残された教室の面々が大ピンチかと思いきや、ラードアスには秘策があった。
(「ピーナッツバター塗りーの」)
(「みんな逃げーの」)
(「食べーの!」)
食べたー!!時限爆弾を食べたー!!まさかの秘策でしたが、お腹の中で爆発しても何ともないようですし、これで事件解決といきたいところ。 ここで気が抜けたのか、ラードアスは屁をこき、教室の後ろ側でチュッチュピッピを終えた生徒とおむつマフィア(女)が煙草を火つけて一服します。
(「教・室・爆・発」)
知ってたさ・・・知ってたよ・・・。
冒頭 完
くぅ~疲れました。長々と書き連ねてきましたが、これにて冒頭完結です。いや、本当に疲れた。色々と端折っているんですが、マジで冒頭20分だけしか書いていません。この後、爆発に巻き込まれた毒々モンスターが別世界に飛ばされ、別世界から悪の毒々モンスター〝悪毒モンスター〟が飛んできて、お互いに「(世界が)入れ替わってるー!?」となってから、やっと『新世紀絶叫バトル』の幕が開くのです。
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2017/05/27(土) 22:00
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