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伝説のプロレス団体UWFインターナショナルでデビューして、キングダム、リングス、PRIDEと渡り歩いた日本格闘技の生き証人金原弘光がゼロゼロ年代を振り返ったり、振り返らなかったりする連載インタビュー。今回のテーマは「ドーピング」です!
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――いままで相手にされた反則で印象に残ってるものってなんですか?
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――いままで相手にされた反則で印象に残ってるものってなんですか?
金原 リングスの頃はね、もう大変だったよ!(苦笑)。
――ハハハハハハハハ! とくに“飾り窓”の用心棒たちが集まっていたリングスオランダは大変そうですね(笑)。
金原 リングスオランダの連中は身体にオイルを塗っていてヌルヌルしてたし。
――エスケープありのルールでオイルを塗られたら、グラップラーには地獄ですよねぇ。
金原 (ハンス・)ナイマンなんかレフェリーにわからないようにヒジを入れてきたよ。UFCはオッケーだけど当時は反則だったから。あと何気なく目や口に指を入れてきたりとかさ。オランダの連中は何をやってくるかわからない怖さがあったよね。
――リングを降りても彼らは物騒な連中だったんですか?
金原 リングスの頃ってリング以外で外国人選手と会う機会がそんなにないんだよね。対戦相手とはまったく会わないし、しゃべることがない。いつ来日してるのかもわからないし、リングスロシアの場合は新宿のスポーツ会館で練習しててリングス道場には来ないしね。
――KOKルールなら対戦相手と接しないのはまだわかるんですけど、旧リングスルールでそんな感じだと緊張感ありますね。
金原 何をやってくるかわからないから本当に怖いよ。とくにリングスオランダは本当に危険だった。試合中も気も抜けないし、それでいていい試合を意識しないといけないでしょ。まだKOKルールのほうがやりやすかったよね。
――たしかにKOKルールのほうが覚悟は決めやすいですね。
金原 橋本真也vs小川直也戦だってさ、普通なら暴走した小川さんが責められて終わりなんだけど。前田(日明)さん的には「橋本が悪い」となるんだよね。
――当時の新日本の選手やフロントもそういう認識だったようですね。
金原 前田さんがそういう考えだから、リングスオランダがやってきても、こっちが受けて立たなきゃいけない。リングスロシアの選手はそんなことはなかったけどね。
――リングスロシアはプロフェッショナルだったんですね。
金原 リングスに上がるときに説明されたもん。「オランダとロシアは違うよ」って。リングスロシアはUインターの姿勢に近いよね。
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いつも楽しみに 読んでます。
最近 伏せ字が気になる。
藤田以外誰がいる?