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伝説のプロレス団体UWFインターナショナルでデビューして、キングダム、リングス、PRIDEと渡り歩いた日本格闘技の生き証人金原弘光が格闘技界黎明期を振りかえる。今回はプロレス復帰について!
金原弘光、重病で緊急入院!! 「高山くんはもっと大変。またリングに立てるように頑張るよ」
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UWFが柔術を知った日〜道場はどう変わっていったのか〜
――金原さんはデビュー前の山本KID徳郁選手と面識があったそうですね。
金原 ノリはエンセン(井上)と一緒にリングスをよく見に来てたんだよ。礼儀正しくてね。まさかあそこまでスターになるなんて思いもしなかったね。
――練習はされたことはあったんですか?
金原 練習はないんだけど、ノリはタイでも練習していたでしょ。エンセンがセンティアンノーイジムという有名なジムの近くにアパートを借りていてね。試合前に合宿を張るときはホテルを借りるより安いから。俺もリングスをやめた直後にタイにトレーニングに行ったんだけど、エンセンから「アパートを使っていいよ」と。俺はセンチャイのジムでも練習したことがなかったから、そのアパートに行ってみたんだよね。そうしたらちょうどノリもいて。
――じゃあKIDさんと一緒に寝泊まりしたんですね。
金原 とはいっても1日だけだったんだけどね。なんで1日だけかと言ったら、そのアパートがあまり掃除が行き届いてなくてね。トイレが汚くて、新生UWF道場のトイレ並なんだよ(笑)。
――「新生UWF道場のトイレ並」という基準(笑)。
金原 便座に座れないぐらい汚いんだよ。俺がUインターに入った頃ってまだ道場がなくてね。新生UWFの道場を使わせてもらってて。そのトイレがもう汚いんだよ(笑)。洋式なんだけども、誰も便座に座ることはできないくらい汚い。
――便座の意味をなしてないですよ(笑)。
金原 垣原(賢人)さんに「これ、どうやって座ってるんですか?」って聞いたんだよ。そうしたら、空気椅子で座るか、便座の上にしゃがむか(笑)。
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