襟元を大きく開けた真紅のシャツ、ホワイトのダブルスーツ。いつもと変わらぬフランクなスタイルで現れたネイト・ディアスとは対照的に、派手な出で立ちを身にUFC 244 の会見場へやってきたのはホルヘ・マスヴィダルだ。ご存知の方も多いだろうが、この衣装は1983年に公開されたギャング映画『スカーフェイス』に登場するアル・パチーノ扮する主人公、トニー・モンタナを真似たものである。
いくらこの映画がギャングを扱った映画とはいえ(マスヴィダルはネイトとの試合が組まれる一連の流れで、”East Coast Gangstar” 「東海岸のギャングスター」と呼ばれている) 、彼は何の理由もなしにこの衣装を選んだわけではない。「マスヴィダルの人生のゴールはこの主人公のようになること」と、彼のPR担当者が明かしていることからもわかるとおり、これは彼の理想を表す一つの自己表現なのだ。しかし、その真意を探るには彼の生い立ちを遡る必要がある。
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コメント
コメントを書く戦極に出てきて、全盛期の北岡ボコボコにしたときはビックリしたな~。
まさかUFC トップクラスになるとは思っていなかったけど。
>>トラッシュトークに露骨な嫌悪感を示すのも真面目にコツコツ働く、母の後ろ姿を見て育ったからかもしれない。
試合後のインタビューにて。
「あいつの事を話す気は無い。何も良いことを言えないのなら、黙れと母に教わった」
何故膝蹴りに行ったかと聞かれ、
「あいつがクソったれだからだ!」
トラッシュトーカーじゃねえか……。