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この記事はRIZINの視聴率語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)


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RIZINの視聴率が出ました。史上最低だった昨年を超えて、なんとか一昨年の数字に戻しました。

20年RIZIN大晦日
6・0%(7・00~)
7・3%(8・00~)
4・1%(10・30~)

19年RIZIN大晦日
3・2%(7・00~)
5・2%(9・00~)
3・7%(11・00~)


20年   6.0% 7.3% 4.1% 海vs堀口、シバター
19年 3.2%  5.2%  3.7% 海vsケイプ
18年    5.7% 5.0% 6.9%  7.5% メイvs天心
17年 4.8% 6.4% 6.2% 4.3% バンタム級GP
16年   5.6%  7.1%  5.7%    3.6%  無差別級GP
15年    5.6%  7.3%   3.7%  サップvs曙


RIZIN大晦日の世帯視聴率毎分トップは那須川天心vsクマンドーイの10.7%らしいです。もし朝倉海vs堀口恭司が3Rまでもつれていたら、その数字を超えていたんじゃないかと関係者。短時間決着だとなかなか数字が伸びない。KOが魅力の格闘技のジレンマですよねぇ。この結果はなんとか合格ではないのかな……いや、もう合格ということにしましょう(笑)。

視聴率ってテレビという「格闘技を知らない人」が見るメディアのモノサシなんで実際はどうでもいいんですけど、数字を獲らないと地上波が終わっちゃうのなら気にするしかないんですよね。

第1部の数字が前年は3%だったのに今回は6%だった。これはもう第1部で30分近く枠を埋めてくれたシバター効果ですよね。そして第2部は生中継5試合。世間にリーチできる知名度を持つ選手たちがうまくバトンをつないでいった。格闘技の視聴率を語るときって曙vsボブ・サップが引き合いに出されますが、ああいう1カードだけで視聴率をドンと取るケースってそんなにないんですよ。それに今回は5時間45分という長尺番組ですから、やっぱり手数が勝負になりますよね。亀田和毅vs皇治という超飛び道具が土壇場で消滅して、テコ入れの五味隆典vs皇治、シバター投入がなかったら……ゾッとしますよね。いまのMMAと同じで、寝技だけが強い、打撃が得意じゃなくて、なんでもできないとテレビというフィールドでは勝負にならないという。

それにYouTuberを持ってきたから数字が獲れたってわけじゃないと思うんですよ。YouTuber をどう起用すれば興味を引いてもらえるかっていうRIZINのプロデュースがうまくハマって。そしてシバターが試合で頑張った。これは大きいですよね。あそこで秒殺されたり、激闘にならなかったら番組を替えられたかもしれませんね。
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