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アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマはマーク・コールマン、性的虐待の告白です!
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「男が男に性的虐待をするなんて思わなかった」
初代UFC世界ヘビー級王者、PRIDE GP 2000王者、そして、UFC殿堂入りも果たしているマーク・コールマンは、オハイオ州立大学在学中に、中年で小柄な男性のドクターから性的虐待を受けていた。その男性ドクターは「健康診断するわよ」とまるで女性のような口調で囁くと、コールマンの服を脱がし、筋骨隆々に鍛え上げられたコールマンの身体に触れた。しかし、コールマンにはドクターの手を拒否することができない理由があったのだった……。
被害にあっていたのは、コールマンだけでなかった。いわゆる「オハイオ州立大学性的虐待事件」と呼ばれ、大学体育局の担当医師を務めていたリチャード・ストラウス医師が、1978年から1998年の20年間にわたり、男子学生350人以上に性的虐待を加えてきたスキャンダルである。ストラウス医師は、学外の診療所のほか、学内の検査室、更衣室、シャワー室、サウナなどで男子学生に対し性的な行為を行なっていたそうだ。
性器が炎症を起こした、あるレスリング選手は感染症の治療後、およそ20分にわたりストラウス医師の手で性器を弄ばれたという。
被害に遭った男子学生の多くは、病気や症状に関係なく、診察が終わると性器をまさぐられた。ストラウス医師は学生たちに「男の子はリンパ節が睾丸にあるのよ。だから、ここも念入りに診察してあげるわね」などと医師の立場を利用し、言葉巧みに若い彼らにセクハラ行為を繰り返した。
あるヘビー級レスラーは、20回の診察中19回も被害を受けたと語る。
「診察を終えると、彼の細長い指が股間に伸びてくるんだ」
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