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不定期更新「ジャン斉藤のMahjong Martial Artas」――今回のテーマは悪評と富を得たベン・アスクレン――彼をもっとも評価したのは、だれなのかです!
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・【宗教と幻想、システム論】修斗は朝倉未来に勝ったのか
・シバターRIZIN参戦とアンディ・カウフマンのウソと真実
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アメリカの人気YouTuberジェイク・ポールが元ONEウェルター級王者&元ベラトールウェルター級王者ベン・アスクレンとボクシングルールで対戦。アスクレンに何もさせず1ラウンドTKO勝ちを収めた。
ご存知のとおりジェイク・ポールの兄ローガン・ポールも人気YouTuberで、弟より先にボクシング活動を開始。メイウェザー戦が内定している。ジェイク・ポールも兄に続いて2020年にプロデビュー。マイク・タイソンvsロイ・ジョーンズ・ジュニアのレジェンド対決の前座で元NBAプレイヤー相手に勝利を飾っている。タイソンvsジョーンズのPPVは100万件を突破したが、ジェイク・ポールの知名度がその売り上げに大きく貢献したという分析もあり、マイク・タイソンからも最大限の評価を受けた。
「ボクシングはYouTuberに敬意を払うべきだ 。ボクシングは衰退の一途をたどっていた。UFCにも負けた。人気YouTuberのおかげでボクシングは復活した」(マイク・タイソン)
ポール兄弟の試合はPPV販売や視聴者数でれっきとしたボクシング世界戦を上回る結果を残し続けている。今回のベン・アスクレン戦はタイソンvsロイ・ジョーンズ・ジュニアに続いて、動画投稿アプリ「Triller(トリラー)」が主催。前座には元UFCヘビー級王者フランク・ミアが登場した(44歳の元世界王者に判定負け)。
イベントは通常のボクシングイベントではありえないシーンの連続だった。番組進行は大物ラッパーのスヌープ・ドッグ。ボクシングは4試合組まれたが、あいまに挟み込まれたアーティストのミニライブはジャスティン・ビーバーやザ・ブラック・キーズをはじめ8組。全体の演奏は2時間はゆうに超えていたが、ボクシングのトータルタイムは1時間もかかっていない。レジェンドレスラーのリック・フレアーをホストとする平手打ちコンテストも開かれ、敗者は半失神状態でイスから倒れ込んだ。繰り返すが、これはボクシングがメインのイベントである。
イベントは通常のボクシングイベントではありえないシーンの連続だった。番組進行は大物ラッパーのスヌープ・ドッグ。ボクシングは4試合組まれたが、あいまに挟み込まれたアーティストのミニライブはジャスティン・ビーバーやザ・ブラック・キーズをはじめ8組。全体の演奏は2時間はゆうに超えていたが、ボクシングのトータルタイムは1時間もかかっていない。レジェンドレスラーのリック・フレアーをホストとする平手打ちコンテストも開かれ、敗者は半失神状態でイスから倒れ込んだ。繰り返すが、これはボクシングがメインのイベントである。
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コメント
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青木さんの長島自演乙戦みたいな話ですね
アスクレンは大金を得ると同時に“何か”に復讐を果たしたのかもしれない。
ジャンさんの文章に本当視点視野を広げて貰っています。
こういう切り口は面白いです。
そしてどこか切ないアスクレンの人生。
何が正しいのかわからないような話ですね。正しさを求めるのが違うのかもしれないし。
時折、正当とは思えない評価で知名度と認知度とお金を得る選手がいて、その事がファイターの価値の概念を揺るがしますね。外野で見てると面白いし興味深いのですが。