RIZIN CEO榊原信行氏がRIZIN事前特番「RIZIN.33」アオらナイトの中で、吉成名高との交渉決裂騒動について再び言及した。以下、言及箇所全文。
会見でお伝えしたとおりはであるんですけど、まずちょっと冒頭でボクの言い回しが感情的になりすぎちゃって、補足説明というか。名高選手とか名高選手の関係者が見てるかどうかはあれですけど。
吉成名高という選手がスーパースターになっていく中での方法論はいっぱいあると思う。ひとつの大きな千載一遇のチャンスをボクは用意できたと思った。それを吉成選手には受けてほしかったし、それを受け入れてもらえるだけの説明をボクができてなかったのかもしれないし、背中を押しきれなかった。何度か会って話はしましたけど、そこは残念ではならないし。勇気を持って出てきてほしかったなと思うし。ただ、ボクも言葉がみんなに違う感情を持たせてしまうような表現があって。イヤな思いをしたのであれば、それは何度でも言うけど、申し訳ないなって思ってるので。期待をしている思いが言葉として強く出てしまった。
結局RIZINって他のみんなにもわかってほしいけど、他流試合の場なんですよ。朝倉未来に交わることによって上がっていく。負けることもあるけど、チャレンジして奪い合い場なんです。天心とメイウェザーが戦ったり。そういうものを持ち寄る場だから、奪い合いながら、新しいものを生み出していく場だし。日本で唯一ゴールデンという発信力のある場だし、ムエタイが立ち技最強を証明するには最高の装置が揃っている。そこはもっともっと言葉を尽くして、その価値を伝えることができればよかったなんだろうなっていまは思ってますけど。また機会があればね。何か作り出すことをお互いにチャレンジしようと思うときはくればいいなあと思ってます。
吉成選手も12月5日に55キロにチャレンジしてみて、この状態で天心に向き合えないんだっていうことを決めたんだと思う。それは彼らの選択なんで、最終ボクらが決められないんで、しょうがないことだけど。でも、正直ボクらは最後チョイスしてくれると思っていたから。ラストマッチにふさわしい相手ってそうそうないないんですよ。
・強くて面白くて恐ろしいムエタイ・吉成名高は何を考えているのか
コメント
コメントを書く交渉の過程をSNSに書くなと言いながら、吉成名高にオファーしてたのに断られたと会見で暴露して選手サイドを叩くとかあり得ない対応だったと思います。これは真摯に反省して吉成選手の名誉回復に努めて欲しいし、来年良いカードで彼にチャンスを与えて欲しい