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写真提供:Earl Gardner @EarlGardner

アメリカのインディプロレスの“現在”を伝える連載! アメリカインディープロレス専門通販「フリーバーズ」(https://store.shopping.yahoo.co.jp/freebirds)を営む中山貴博氏が知られざるエピソードを紹介していきます! 今回のテーマは荒唐無稽テキスト「デスマッチがプロレス界をダメにした10の理由」」です!


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4月24日、福岡県柳川市で大仁田厚率いるFMWEが行った地雷爆破+電流爆破ロケット+電流爆破バットデスマッチは、その壮絶な爆破がSNSでも話題になった。

その3日後、「#いいじゃあないか好きでやってるんだぜ 」というハッシュタグを付け、大仁田厚はこうツイートする。

「見る側とやる側では感覚的に違う

電流爆破を馬鹿にする奴らがいるが俺たちは自分たちのジャンルの中で一生懸命やっている

否定するのは勝手だが俺たちは好きな道を行くだけさ!」

1990年8月4日に初めて行われた電流爆破デスマッチ。自らを邪道と称し、あれから30年以上経ついまでも、一部のプロレスファンに否定される大仁田。爆発場面が戦争でも思い起こさせるとでもいうのだろうか、近代デスマッチの祖、大仁田の心の叫びは切ない。

ちょうど同じ頃、アメリカのプロレスサイトで、「デスマッチがプロレス界をダメにした10の理由」というデスマッチ批判の記事が投稿され、デスマッチファンから荒唐無稽だと反感を買っていた。

血を流すデスマッチは、様々な意見が分かれる試合形式ではあるものの、はたしてプロレス界にとって害悪あるものなのだろうか。以下に、そのデタラメでバカバカしい「デスマッチがプロレス界をダメにした10の理由」なるものを紹介する。


その1:キャリアが短い
デスマッチやハードコアマッチなどの過剰な痛みを伴い、命を顧みない試合をすることによって負傷するリスクが高まり、早期引退を余儀なくされる。プロレスラーというのは、ただでさえ死亡率が高いのに、そこにデスマッチ的な危険な要素が加わることによって、さらに短命となる。
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