この記事は那須川天心vs武尊語ったDropkickニコ生配信を編集したものです(語り:ジャン斉藤)


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ある大物プロレスラーが「感覚が激する、それを感激という」と口にしたことがあった。前田日明だったか、忘れてしまったが……2022年6月19日、東京ドーム、那須川天心vs武尊、THE MATCH。世紀の一戦に多くの人間の感覚が激したことだろう。「天心はなぜ打ち合わないんだ!」という無理筋な批判だって感激がなせるわざだ。

この試合のみ解説席に参加したK-1の中村拓己プロデューサーも感情が乱されていた。武尊敗戦を受けての茫然自失ぶりは、K-1のトップとしてひじょうに正しい。もし天心が負けていたら、RISEの伊藤隆代表も同様の振る舞いだったに違いない。

我々ファンとしても、応援している選手の勝ち負けは、自分の生き方を肯定・否定されたかのような錯覚に陥る。それだけでその選手に自分を投影したり、愛しているという証でもある。勝利に歓喜したり、敗北に絶望するのは何ものにも代え難い瞬間。自分がなぜ格闘技を見ているのか、なぜ感覚が激するのか……その答えの最大公約数の場がTHE MATCHだった。
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https://ch.nicovideo.jp/dropkick/blomaga/ar2106753

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