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「劇団ひろひょう」始動!

2013-12-18 21:01
    「大将」こと
    「兵動大樹(ひょうどう・だいき)」君にとって
    2008年に上演した私の舞台
    『恐竜と隣人のポルカ』
    はかなりの衝撃だったようだ!
    俳優として出演してくれた「大将」は
    演劇のルールなどまるで知らないままに
    ベテラン舞台人達の間で苦悩し奮闘した!
    そして稀に見る仲良し「パーティ」の中で
    これまで体験した事のない楽しみを
    どっさりと得た様子だった!

    (写真は2008年の稽古場にて)


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    私の舞台作品に関わる人の多くが
    キャストであれスタッフであれ
    かなりの後遺症をひきずる!
    それは恐らく私だけが従う哲学
    「ひろソフィー」の一節!

    「観客を楽しませる者は
     観客の100倍楽しまなければいけない!」

    に理由があるのだろう!
    私は演出家として
    稽古場や楽屋を楽しい場所にする努力を惜しまない!
    例え自分の体調が不良だろうが
    例えプライベートで悲しい事やつらい事があろうが
    楽しいものを作る現場では
    最高に楽しい存在としてふるまうようにしている!
    それは時折”魔法”のように表現される事があるが
    だとすれば「大将」は
    もっとも深い”魔法”の被害者と言えよう!

    「後藤さぁん!
     また芝居やりましょうよぉ!」

    あれから数年間
    「大将」は私に会えば
    甘えるような声でそう唱え続けてきた!
    私はいつでも歓迎だ!
    「大将」が俳優として舞台に出演してくれるのならば
    それはそれは面白い作品を作る自信がある!
    しかし問題は「大将」にあった!

    覚えておいでだろうか?
    「大将」が人気番組『すべらない話』に出演し
    「たっくん」なるいたずら少年の話をし
    MVSという最優秀賞を受賞したのが
    2007年の年末!
    実際はその時点で既に
    翌2008年の『恐竜と隣人のポルカ』への
    出演が決定していた!
    当時は関西ローカル芸人として活躍していた
    「大将」だったため
    約1ヶ月の稽古と
    約1ヶ月の本番にも
    簡単にスケジュールが空けられたのだ!
    ところが!
    『恐竜と隣人のポルカ』を上演する時点では
    「大将」は全国的な知名度を持つ人物に
    変わっていた!
    なにしろキャストで飲みに行った際
    店員の一人が
    当時『相棒』に出演していた
    「寺脇康文」氏を通り過ぎて
    「大将」に握手を求めに来たほどだ!
    差し出した手で頭をかく人など
    本物を見たのは「寺脇」氏だけだ!

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    なので!
    「大将」がいくら
    「芝居出して下さいよぉ!」
    と私に泣きついて来ても
    「絶対に”うん”と言っちゃだめですよ!」
    という吉本興業の視線が
    あまりにも厳しかったのだ!

    もしも私と「大将」が
    再び演劇で遊ぼうとするならば!
    まずは東京を拠点にしない事!
    お互いが住む関西を拠点に作品を作る事が
    第一条件だ!
    それによって「大将」が持つ
    レギュラー番組などに迷惑をかける事はないし
    ジョークの通じにくい
    厄介な関係者に出会う事もない!
    そしてビッグ・スターを呼ばない事!
    公演の規模が大きくなればなるほど
    余計な障害が増え
    ”楽しめるもの”とはかけ離れて行く!
    私のこれまでの経験から断言できる事だ!

    「全てを大阪で作ろう!
     しかも無名の芸人を呼び集めよう!
     スターがいるから面白いんじゃない!
     面白い場所からスターは生まれるんだよ!」

    私はとうとう「大将」に対して
    「うん!」
    と返事をした!
    吉本興業にとっても喜ばしい要素を揃えたので
    企画はすぐにまとまった!
    ただし急展開の公演決定だったため
    新作は用意できない!
    そこで私は
    『荒波次郎』
    を提出した!
    私の過去作品の中では
    俳優の力試しに最適な戯曲だ!
    そして更に!
    私と「大将」が末永く演劇で遊べるように
    一過性のプロジェクトではなく
    劇団化する事を提案した!

    「劇団ひろひょう」!

    エイプリル・フールでもなんでもない!
    私は漫才師「兵動大樹」と劇団を結成した!
    「劇団ひろひょう」が
    遂に始動したのである!

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    ”昼は漁師で夜は殺し屋”
    という暗殺者「荒波次郎」!
    「大将」には
    かつて私が演じた「おやっさん」役を
    演じてもらう!
    『荒波次郎』をご記憶の方であれば
    それだけで興味が沸く事だろう!
    是非ともご期待いただきたい!

    ちなみに『荒波次郎』を上演するのは
    これで3度目なのだが
    その3度とも
    怪人「芋宮殿みつる」を演じるのは
    Piperリーダーの「喜劇王・川下大洋」だ!
    こちらには特に何の期待もいらない!
    どうせいつものあれだ!

    「劇団ひろひょう」チケット情報


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    そんなわけで昨夜は
    『絶対服従SHOW インプロビアス・バスターズ』
    の首謀者「ノブ」こと「森田展義」伯爵
    U-Stream番組『森田展義アワー』
    マンドリン「アンクル・ペン」を持参して乱入した!
    一昨日の『語るひろぐ』に
    飛び入り出演してくれた「ノブ」に対する
    お礼と仕返しだ!
    何の予告もなしに
    マンドリンを弾きながらスタジオに乱入した時の
    「ノブ」の怯えた顔が忘れられない!
    その様子は全て過去放送として残っているので
    いつでも見られる!
    残念ながらネット・トラブルで最後が途切れているが
    興味のある方は是非ご覧下さいな!

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    『森田展義アワー』を見る!

    明日12月19日(木)は『ミヤネ屋』出演!
    テレビでお会いしましょう!
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