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前回の『ひろぐ』
『”ひろぐ”からのお願い』は
ずいぶんと大きな反響だった!
驚くほど多くの賛同をいただき
どうやら私の願いは
思っていたよりも多く広まりそうである!
私だけが従う哲学「ひろソフィー」には
こんな一節がある!
「怒り顔や泣き顔を見て笑顔になる人はいない!
世界を笑顔にするためには
まず私が笑顔にならなければいけない!」
日本を!
そして世界を笑顔にするために!
まずはあなたが最高の笑顔を見せて下さい!
さーて!
改めて私の近況を記そう!
9月1日から
舞台『ダブリンの鐘つきカビ人間』の稽古が始まり
現在私は大阪を離れて
東京で暮らしている!
長く『ひろぐ』をほったらかしたその間には
古生物学者「恐竜くん」との再会をひろいだり!
謎の山形芸人「ミッチーチェン」と
直接会談をひろいだり!
未知のローカル劇団
「ホルマリン兄弟」のポスター撮影をひろいだり!
なぜか新宿で
「大将」こと「兵動大樹」君と飲みひろいだり!
『ドーナツ博士とGo!Go!ピクニック』
のメンバーで飲みに行き
「ひめ」こと「木下美咲」ちゃんや
「ばっち」こと「相葉裕樹」君らが
私の単身赴任部屋まで押しかけてひろいだり!
(撮影は「つぼちゃん」こと「大坪貴史」!)
”一千万人に一人の馬鹿”「中村昌也」を
生配信番組『語るひろぐ』に招いてひろいだり!
その「マサさん」こと「中村昌也」と
新宿で最も落ち着く場所
「アントニオ猪木酒場」で飲んでいる深夜に
懐かしの男「リットン」を
無理矢理呼び出してひろいだり!
実に様々な”ひろぎ”があった!
はてさて!
東京に暮らして三週間!
改めて東京という場所が
あまりおもしろくない街である事を再確認した!
ある雨の日!
駅から稽古場までの2km近い距離を
徒歩で通勤したのだが!
その間!
面白い物事に一切出会わなかった!
これは私が長年暮らす大阪では
決して考えられない事だ!
雨だ!
2kmだ!
大阪であれば必ず何か面白い事が起こる!
スーパーマーケットの袋をかぶったおばさんが
「なんやねん!」
と天空界への怒りを叫びながら駆け抜けたり!
「走ったらあかん!」
と子供に注意を促す母親がソロ転倒を見せたり!
じいさんが会社の中から
ぼーっと雨を眺めるその窓に
「先祖供養は大切です!」
と書かれていたり!
雨の日の大阪であれば
わずか数100メートルも歩けば
絶対に「んふっ!」と笑う何かに出会う!
ところがだ!
東京の街はどれだけ雨の中を歩いても
そういう事に出会えない!
理由は簡単だ!
東京人たちは失敗しないように生きるからだ!
他人に見られたり
何かを指摘されたりする事を
避けて暮らしているからだ!
そうした意味で
私は今滞在している東京という街を
”成功者の街”と呼んでいる!
そう考えると大阪は
”失敗者の街”と表現せざるを得ない!
しかしそう呼ばれる事を
「おいしい」と考えるのが
大阪人の強さである!
稽古休みの雨の日に
映画『キングスマン』を見に行った!
名作だと思った
”新しいジェームズ・ボンド”
の登場によって
”僕らのジェームズ・ボンド”
が絶滅した!
そうした”僕らのジェームズ・ボンド”を取り戻すべく
最近はいくつかの映画が作られている!
そんな中で『キングスマン』は最高傑作だと感じた!
正義の秘密組織「キングスマン」達を象徴する武器は
「傘」である!
毎日一度は雨が降ると言われるイギリスでは
晴天に「傘」を所持する人を変人扱いはしない!
だからこそ「キングスマン」の秘密兵器は
「傘」なのである!
「キングスマン」にとって
「傘」はたいそう重要なアイテムなのだ!
さて日本ではどうだろう?
日本の年間降雨量は世界の中でも
毎年50位以内にランクインしている!
つまり雨の多い国と考えていいだろう!
日本における「傘」の普及率は
まず間違いなく100%を越えており!
最低でも一人本は
「傘」を所有しているのではないだろうか?
つまり普及率は200%を越えるのだろう!
(降雨量の少ない国では
家族に一本というのも普通だったりする!)
日本人と「傘」は
それほど密接な関係にあるというのに
日本人ほど「傘」にアイデンティティーを持たない国民を
私は見た事がない!
「間違い・盗難などがあっても
当店では責任を持ちません!」
わざわざそう書かれているのに
誰もが平気でお店の前の傘立てに
自分の「傘」を立てる!
どれだけお洒落が自慢の人でも
「傘」だけはコンビニエンスストアで購入した
透明のビニール傘を所持する!
その理由を聞くと
「邪魔になったら捨てられるから!」
だそうだ!
おかしな話だ!
もしも神聖な宗教施設などの外門に
「これより先は無帽での入場をお願いしております!」
と書かれていたとしよう!
そして車道に面した壁に何本も釘が打ってあり
「”帽子”はこちらにお掛けください!
間違い・盗難などがあっても
当施設では責任を持ちません!」
と書かれていたとしよう!
恐らくそこに帽子を掛ける人はおるまい!
誰もがかばんに入れるか
もしくは手に持って中に入るはずだ!
陽射しの強い暑い日に外出するとしよう!
しかし夕方から雨が降ると
天気予報で言っていたとしよう!
なのに誰も陽射しを避けるための帽子を
100円ショップでは買わない!
なぜだ?
雨が降り始めて不要になれば
ゴミ箱に捨てればいいではないか!
しかし誰もそれをしようとはしない!
帽子であれば決してしない事なのに
「傘」となると
「間違えて持って行かれたらその時はその時!」
とか
「飲み屋に忘れるかもしれれないから
今日はボロ傘を持って行く!」
とか平気で言う!
外出先で手放す時間が生まれる可能性の高い
帽子や靴や眼鏡には
とても自分らしさを求めると言うのに
「傘」となると
ファッションに合わせる人も少なく
失ったところで探しもしなければ
落ち込みもしない!
私は「傘」が好きだ!
なのである年に「カミさん」が
誕生日プレゼントとしてくれた「傘」を
とても大事に使っているし
失くしもしない!
うっかり飲み屋に忘れようものならば
すぐにお店に連絡を入れ
翌日必ず取りに行く!
なので多くの友人が
私の「傘」を知っている!
「ひげ」や「左右の紐が違う靴」と同様に
「あぁこれは大王の物だね!」
と友人の多くが知ってくれている!
白骨化した私の死体の横に
私の大切な「傘」があれば
恐らくそれで
「これは後藤ひろひとです!」
と誰かが証言してくれるだろう!
アイデンティティーとはそういうものだ!
景気が悪いとは言え
この国はまだまだ裕福であり
個人が身につける物にかけるお金は
充分に大きな市場を生んでいる!
ならば!
「傘」にアイデンティティーを預ける文化が
もっと育ってもいいのになと思ったのである!
とは言え!
かく申す私も
さすがに東京出張にお気に入りの「傘」は持参せず
コンビニエンスストアでビニール傘を購入した!
しかし「傘」からアイデンティティーを外す事は
決してしない!
そのまま稽古場でマジックペンを借り
しっかりとアイデンティティーを植え付け
雨の日をひろぐ私なのであった!
「大王は”プロレス”が好きですか?」
「大王は”スニーカー”を履きますか?」
カビ人間を演じる「佐藤隆太」君からの
そんな二つの質問に「はい」と答えた数日後!
稽古場で素晴らしいスニーカーを頂戴した!
なんでも500足以上あるという
彼のスニーカーコレクションの一つなのだそうだが
私にはあまりにもスペシャルな物である!
なんと”飛鳥仮面”「ドス・カラス」モデルだ!
スニーカーを整理していて
「これは大王の物だ!」
と思ってくれたらしい!
いつものように「靴紐」を結び変えたら
これもまた私のアイデンティティーの一つとしよう!
ありがとうカビ人間!
はてさて!
9月21日(月)にはなんと
大阪への一時帰国が許された!
『ミヤネ屋』出演のおかげだ!
宮根誠司氏が恋しいとは決して思わないが
「カミさん」と「FUTURO君」に会いたい!
『”ひろぐ”からのお願い』は
ずいぶんと大きな反響だった!
驚くほど多くの賛同をいただき
どうやら私の願いは
思っていたよりも多く広まりそうである!
私だけが従う哲学「ひろソフィー」には
こんな一節がある!
「怒り顔や泣き顔を見て笑顔になる人はいない!
世界を笑顔にするためには
まず私が笑顔にならなければいけない!」
日本を!
そして世界を笑顔にするために!
まずはあなたが最高の笑顔を見せて下さい!
さーて!
改めて私の近況を記そう!
9月1日から
舞台『ダブリンの鐘つきカビ人間』の稽古が始まり
現在私は大阪を離れて
東京で暮らしている!
長く『ひろぐ』をほったらかしたその間には
古生物学者「恐竜くん」との再会をひろいだり!
謎の山形芸人「ミッチーチェン」と
直接会談をひろいだり!
未知のローカル劇団
「ホルマリン兄弟」のポスター撮影をひろいだり!
なぜか新宿で
「大将」こと「兵動大樹」君と飲みひろいだり!
『ドーナツ博士とGo!Go!ピクニック』
のメンバーで飲みに行き
「ひめ」こと「木下美咲」ちゃんや
「ばっち」こと「相葉裕樹」君らが
私の単身赴任部屋まで押しかけてひろいだり!
(撮影は「つぼちゃん」こと「大坪貴史」!)
”一千万人に一人の馬鹿”「中村昌也」を
生配信番組『語るひろぐ』に招いてひろいだり!
その「マサさん」こと「中村昌也」と
新宿で最も落ち着く場所
「アントニオ猪木酒場」で飲んでいる深夜に
懐かしの男「リットン」を
無理矢理呼び出してひろいだり!
実に様々な”ひろぎ”があった!
はてさて!
東京に暮らして三週間!
改めて東京という場所が
あまりおもしろくない街である事を再確認した!
ある雨の日!
駅から稽古場までの2km近い距離を
徒歩で通勤したのだが!
その間!
面白い物事に一切出会わなかった!
これは私が長年暮らす大阪では
決して考えられない事だ!
雨だ!
2kmだ!
大阪であれば必ず何か面白い事が起こる!
スーパーマーケットの袋をかぶったおばさんが
「なんやねん!」
と天空界への怒りを叫びながら駆け抜けたり!
「走ったらあかん!」
と子供に注意を促す母親がソロ転倒を見せたり!
じいさんが会社の中から
ぼーっと雨を眺めるその窓に
「先祖供養は大切です!」
と書かれていたり!
雨の日の大阪であれば
わずか数100メートルも歩けば
絶対に「んふっ!」と笑う何かに出会う!
ところがだ!
東京の街はどれだけ雨の中を歩いても
そういう事に出会えない!
理由は簡単だ!
東京人たちは失敗しないように生きるからだ!
他人に見られたり
何かを指摘されたりする事を
避けて暮らしているからだ!
そうした意味で
私は今滞在している東京という街を
”成功者の街”と呼んでいる!
そう考えると大阪は
”失敗者の街”と表現せざるを得ない!
しかしそう呼ばれる事を
「おいしい」と考えるのが
大阪人の強さである!
稽古休みの雨の日に
映画『キングスマン』を見に行った!
名作だと思った
”新しいジェームズ・ボンド”
の登場によって
”僕らのジェームズ・ボンド”
が絶滅した!
そうした”僕らのジェームズ・ボンド”を取り戻すべく
最近はいくつかの映画が作られている!
そんな中で『キングスマン』は最高傑作だと感じた!
正義の秘密組織「キングスマン」達を象徴する武器は
「傘」である!
毎日一度は雨が降ると言われるイギリスでは
晴天に「傘」を所持する人を変人扱いはしない!
だからこそ「キングスマン」の秘密兵器は
「傘」なのである!
「キングスマン」にとって
「傘」はたいそう重要なアイテムなのだ!
さて日本ではどうだろう?
日本の年間降雨量は世界の中でも
毎年50位以内にランクインしている!
つまり雨の多い国と考えていいだろう!
日本における「傘」の普及率は
まず間違いなく100%を越えており!
最低でも一人本は
「傘」を所有しているのではないだろうか?
つまり普及率は200%を越えるのだろう!
(降雨量の少ない国では
家族に一本というのも普通だったりする!)
日本人と「傘」は
それほど密接な関係にあるというのに
日本人ほど「傘」にアイデンティティーを持たない国民を
私は見た事がない!
「間違い・盗難などがあっても
当店では責任を持ちません!」
わざわざそう書かれているのに
誰もが平気でお店の前の傘立てに
自分の「傘」を立てる!
どれだけお洒落が自慢の人でも
「傘」だけはコンビニエンスストアで購入した
透明のビニール傘を所持する!
その理由を聞くと
「邪魔になったら捨てられるから!」
だそうだ!
おかしな話だ!
もしも神聖な宗教施設などの外門に
「これより先は無帽での入場をお願いしております!」
と書かれていたとしよう!
そして車道に面した壁に何本も釘が打ってあり
「”帽子”はこちらにお掛けください!
間違い・盗難などがあっても
当施設では責任を持ちません!」
と書かれていたとしよう!
恐らくそこに帽子を掛ける人はおるまい!
誰もがかばんに入れるか
もしくは手に持って中に入るはずだ!
陽射しの強い暑い日に外出するとしよう!
しかし夕方から雨が降ると
天気予報で言っていたとしよう!
なのに誰も陽射しを避けるための帽子を
100円ショップでは買わない!
なぜだ?
雨が降り始めて不要になれば
ゴミ箱に捨てればいいではないか!
しかし誰もそれをしようとはしない!
帽子であれば決してしない事なのに
「傘」となると
「間違えて持って行かれたらその時はその時!」
とか
「飲み屋に忘れるかもしれれないから
今日はボロ傘を持って行く!」
とか平気で言う!
外出先で手放す時間が生まれる可能性の高い
帽子や靴や眼鏡には
とても自分らしさを求めると言うのに
「傘」となると
ファッションに合わせる人も少なく
失ったところで探しもしなければ
落ち込みもしない!
私は「傘」が好きだ!
なのである年に「カミさん」が
誕生日プレゼントとしてくれた「傘」を
とても大事に使っているし
失くしもしない!
うっかり飲み屋に忘れようものならば
すぐにお店に連絡を入れ
翌日必ず取りに行く!
なので多くの友人が
私の「傘」を知っている!
「ひげ」や「左右の紐が違う靴」と同様に
「あぁこれは大王の物だね!」
と友人の多くが知ってくれている!
白骨化した私の死体の横に
私の大切な「傘」があれば
恐らくそれで
「これは後藤ひろひとです!」
と誰かが証言してくれるだろう!
アイデンティティーとはそういうものだ!
景気が悪いとは言え
この国はまだまだ裕福であり
個人が身につける物にかけるお金は
充分に大きな市場を生んでいる!
ならば!
「傘」にアイデンティティーを預ける文化が
もっと育ってもいいのになと思ったのである!
とは言え!
かく申す私も
さすがに東京出張にお気に入りの「傘」は持参せず
コンビニエンスストアでビニール傘を購入した!
しかし「傘」からアイデンティティーを外す事は
決してしない!
そのまま稽古場でマジックペンを借り
しっかりとアイデンティティーを植え付け
雨の日をひろぐ私なのであった!
「大王は”プロレス”が好きですか?」
「大王は”スニーカー”を履きますか?」
カビ人間を演じる「佐藤隆太」君からの
そんな二つの質問に「はい」と答えた数日後!
稽古場で素晴らしいスニーカーを頂戴した!
なんでも500足以上あるという
彼のスニーカーコレクションの一つなのだそうだが
私にはあまりにもスペシャルな物である!
なんと”飛鳥仮面”「ドス・カラス」モデルだ!
スニーカーを整理していて
「これは大王の物だ!」
と思ってくれたらしい!
いつものように「靴紐」を結び変えたら
これもまた私のアイデンティティーの一つとしよう!
ありがとうカビ人間!
はてさて!
9月21日(月)にはなんと
大阪への一時帰国が許された!
『ミヤネ屋』出演のおかげだ!
宮根誠司氏が恋しいとは決して思わないが
「カミさん」と「FUTURO君」に会いたい!
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