• このエントリーをはてなブックマークに追加
「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第14回(1,990字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

「きみは勉強ができないんじゃない、勉強の仕方を知らないだけなんだ」第14回(1,990字)

2017-06-08 06:00
    「ハチのムサシは死んだのさ」はユニークな詩である。タイトルに直接的に「死」という文字が書かれており、見る者の目を引きつける。また書き出しがタイトルと同じだから、歌でいうとサビがイントロに来ているようなもので、そのくり返しが一種の強調となり、なおさら印象深くなっている。

    この「ハチのムサシは死んだのさ」も「七五調」である。

    ハチのムサシは/死んだのさ
    畑の日だまり/土の上
    遠い山奥/麦の穂が
    キラキラゆれてる/午後でした

    こうしてみると、前段は7字の場合と8字の場合がある。
    出だしの4行の構成は、

    7/5
    8/5
    7/5
    8/5

    で、7と8が交互に来ている。これが独特のリズムを生み出しているから、聞いていて心地良い。音読するだけでも心地いいが、メロディに乗せるとさらにそれが際立つ。この言葉を身体に入れると、日本語が持つ独特のリズムも身体に入ってくることになるから、言語能力は自然とアップするだ
    この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
    ニコニコポイントで購入

    続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

    入会して購読

    この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

    コメントを書く
    コメントをするにはログインして下さい。