土曜日にドラッカーの勉強会である「渋ドラ研究会」に参加してきた。
そこで新たな知見を得た。
それは「知識ワーカーの終わり」だ。「知識ワーカー」とは、大学で勉強し、一般の企業に就職する、いわゆるホワイトカラーのことである。

ホワイトカラーは、これまで80年間くらい世の中の主役を張ってきた。が、もはや主役ではなくなる。大学を出たくらいの知識では、これからは全く必要とされなくなるからだ。
今日はそのことについて書きたい。

Googleの2人の経営者は、Googleを始めてからずっと、自分たちのこれまでの経営を分析してきた。その中で、経営の善し悪しを決定づけるのは、圧倒的に「人」である――との結論に達した。それも、すぐれた一個の人間が、普通の人の十万倍以上の効果をもたらす――簡単にいうと十万倍儲ける――ということが分かった。

だから、これからの経営は、すぐれた一個の人間を雇えるかどうかにかかる――