閉じる
閉じる
×
お金というのは、さまざまな理由により価値が薄まってきた。インターネットをはじめとして、お金に代替するものがたくさん出てきたので、お金がなくとも世の中が回るようになってきたからだ。
そうした中で、お金が余るようになってきた。今、銀行にはたくさんのお金が使われないまま眠っている。銀行家は、それへの使い道がなくて困っている。だから貸そうとしているのだが、借りる人がなかなかいない状況なのだ。それで、金利がどんどん下がっている。
なぜ借りる人がいないかといえば、お金がなくとも世の中が回るからだ。
ほんの20年ほど前までは、会社を設立しようとすると最低でも1500万円は資金が必要だった。それをすぐに用意できる人は少なかったから、銀行から借りる必要があった。おかげで、銀行は貸す人には困らなかった。
しかし今は、ほんの10万円ほどで簡単に起業できる。10万円なら多くの人が簡単に用意できる。だから、銀行は貸
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。