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フランクフルトで思いついたこれからの出版界の方向性(2,007字)
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フランクフルトで思いついたこれからの出版界の方向性(2,007字)

2017-10-13 06:00
  • 2
今ぼくはドイツのフランクフルトで行われているブックフェアに来ている。岩崎書店の社長として、海外の児童書を買い付けをするためだ。具体的にいうと、面白そうな海外の絵本を見つけ、日本で翻訳したいとのオファーを出す。もちろん、小説を出したいという気持ちもあるけれど、絵本と違って小説はすぐには読めないから、買い付けするにはもう少し時間がかかる。

ぼくは、フランクフルトのブックフェアに来るのはこれが初めてだ。今年の春にイタリアのボローニャで児童書のブックフェアが行われ、それには参加したので海外のブックフェアに参加するのは2度目になる。正確にいうと、以前に『もしドラ』が台湾で翻訳されたとき、台湾のブックフェアに招いてもらったので、それを入れると3回目だ。

そういうふうに、ぼく自身は海外のブックフェアへの参加経験が少なく、だから過去とは比べることができないのだが、それでもなんとなく寂しい雰囲気を味わったの
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伊藤潤二先生の作品なんかもよくサンプリングされてますよね。

No.1 86ヶ月前
userPhoto 岩崎夏海(著者)

>>1
複数のサンプリングを同一作品内ですると、どれだけしてるのか探すのが逆に楽しくなったりします。

No.3 86ヶ月前
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