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最近、ちょっとカルチャーショックなできごとがあった。
20代の看護師をしている女性と話していて、ぼくが「今は本なんて読まないですよね? 本屋なんて行かないですよね?」と言ったら「いえ、私けっこう本屋さに行きますよ」という答えが返ってきた。そこで「へえ。どれくらいの頻度で行かれるんですか?」と聞いたところ、帰ってきた答えが「月に一度は行きますよ」というものだった。
それでぼくは驚愕してしまった。「月一が『けっこう行く』という価値観になるのか!」と。
彼女は、見た感じは全く普通の人だ。しかも看護師だから、国家試験に受かっているわけで、それなりの知識と教養もあるだろう。
それにもかかわらず、彼女は月に一度行くことを「本屋によく行く」と言った。つまり、本というのはそれほど価値がなくなっているということだ。あるいは、彼女の周りはそもそも本屋にすら行かないのだろう。だから、月一でも「よく行く」という考
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少し話は違っちゃうかもしれないのですが、
今なら「カメラを止めるな!」が満員になってる劇場も興味深いかと。
前半部分で席を立つ人も何人かいたり、普段映画を観なさそうな客層も沢山いたり(知的じゃないという訳でなく映画で日常を支えなくても平気そうな人に見えるというか)、
SNSでのドーピング効果もあるにしても流行るというのは
ここまで雑多な広い範囲の人を巻き込むことなんだなぁと思いました。
岩崎夏海(著者)
>>1
「カメラを止めるな!」はとても参考になりますね。簡単な面白さと難しい面白さが見事に融合していて、目指すべきはそこだなと強く思わされました。