ハックルベリーに会いに行く
クラス会で挙手をしたY(1,915字)
そんなふうに、Yはぼくに感動した。
それから、このプレーがきっかけで、Yはぼくのことが好きになった。
Yがぼくのことを好きになるのは、(ぼくが言うのは変だが)理由はよく分かった。ぼくはこれまで、たびたびそういう形で誰かに好きになられることがあったからだ。
ぼくは変わり者で、エキセントリックで、個性的で、全く独自の考えを持っていた。普通は、そういう人間は煙たがって遠巻きにするものだが、ごく希に、そういうぼくにも興味を示す人がいた。
そして、ぼくに興味を示す人には一つ、大きな共通する特徴があった。何かというと、それは「心に余裕のあること」だった。あるいは、人生が上手くいっていることだった。そういう人が、ぼくに興味を示すのだ。
コミュニケーション能力に長けていて、周りとの連携が上手く、能力値が高い。そのおかげで人生が上手くいっている人ほど、ぼくのことを好きになった。これは、それ以前も、それ以降も
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