ハックルベリーに会いに行く
地獄絵図の静かな始まり(1,944字)
今、生きづらいと感じている人が多い。それは、彼らが古い価値観に縛られているからだ。その古い価値観が、自分の実感や世の中の実勢とそぐわなくなっているから生きづらいのである。
例えば、「結婚」というのは今の世の中にはそぐわなくなっている。実感としてもそぐわなくなっている。
しかし、多くの人は「結婚しなければならない」という強迫観念に縛られて、苦しくなっている。
働かなくてはいけないとか、人と仲良くしなければならないという価値観も、どんどん人を苦しめている。
我々ホモ・サピエンスは、そもそも生涯で30人くらいとしかつき合わないという想定で誕生した。しかし、今や満員電車に揺られながら無数の人たちと遭遇する。それは地獄のようなストレスに他ならない。
そればかりか、多くの人が「人とたくさん会うことがだいじ」という価値観に縛られて、名刺を交換したりFacebookで交流したりしている。
現代では「SNS
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コメント
コメントを書く素朴な質問なのですが、「生涯で30人くらい」というのは、それくらいの規模のコミュニティで生きていた時代から人が本質的に変わってないという趣旨でしょうか?
>>1
人類は40万年くらい前から、生物学的なDNAが同一なんです。言い方を変えると、そのまま現代に持ってきても見分けがつきません。そして1万年くらい前まで、人類は生涯で30人くらいの規模のコミュニティで生きていました。つまり39万年間、ずっとそれでやってきたし、今でもそのDNAを保持している。つまり生物学的な進化はないんです。
お返事ありがとうございます。
なるほど、40万年ですか、、、。人間の神秘さと、ちっぽけさを同時に感じた気がします。
物質中心主義的価値観なるものですね。
>>4
それがもうだいぶ前から限界に来ているんですね。