ハックルベリーに会いに行く
自分の中の多様性を求める(1,752字)
いまだにスペシャリストの時代という人もいるが、ぼくはスペシャリストの時代はすでにとっくに終わっていて、ここしばらくはジェネラリストしか生き残れないと思う。その理由を最も簡単に説明すると、スペシャリストほどコンピューターやロボットに代替されやすいからだ。ジェネラリストは代替されにくい。それに、「これからは多様性がだいじ」と盛んにいわれているのは、多様性の方が生き残るチャンスが大きいからだ。一様性――つまりスペシャリストやスペシャリストだけの社会は生き残りにくい。だから、これからは個人が多様性――つまりジェネラリストを目指す必要があるだろう。
というより、そもそも人はジェネラリストなのだ。ロボットのように何か一つのことをし続ける方が不自然である。将棋のスペシャリストのように見える羽生善治さんだって、結婚して子供がいる。つまり全然将棋ロボットではない。将棋は彼のほんの一部に過ぎないのだ。
これか
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