自らの経済活動を活性化させるためには、自分のことをよく知らなければならない。なぜなら、経済活動とは人生の選択を活性化するということだからだ。
そして人生の選択を活性化するためには、自分のことをよく知らなければならない。自分のことをよく知らなければ、結局人生の選択を他者に預けてしまうことになるので、活き活きとはできない。そうして、経済活動も不活性化してしまう。

では、自分を知るにはどうすればいいのか?
その最も有効な方法の一つは、「熱中とは何かを知ること」だ。そして、「自分が何に熱中するか」を知ることである。

実は、多くの人は「好き」という気持ちを勘違いしている。好きなことというのは、自分がやりたいことや楽しいことだと思っている。
しかし実は、本当の「好き」という気持ちは「やりたい」や「楽しい」を超越した感情のことだ。それは、「やりたい」という気持ちより「やらざるを得ない」という気持ちに近い