2000年前後、つまり今から20年前のゲームのことを考えてみる。

1994年にPSが発売され、1997年にFFVIIがPSで発売され、それぞれゲームチェンジャーとなった。ゲームの主役は任天堂からソニーに移り変わった。

この頃、PSの主役はFF、ドラクエ、バイオハザードなどだった。2000年にPS2が発売され、2001年にメタルギアソリッド2が発売される。この頃までは、日本が世界のゲーム市場の主役であった。

当時、敗北の憂き目を見た任天堂はどうしていたか?
1996年に64が出て、スーパーマリオ64が歴史的な名作となる。さらに、ゼルダの伝説時のオカリナが、歴代名作評価ランキングナンバーワンとなるほどの人気を獲得する。
つまり、ソフトは頑張っていた。しかし、売上げがついてこなかった。

時のオカリナは98年発売である。このソフトによって「ゲーム」そのものが一つの方向性を定める。それは「箱庭」だ。