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2020年7月5日、東京都知事選挙が終わって、小池百合子氏が再選を果たした。
ところで、なぜ小池氏は再選を果たせたのか?
結論からいうと、それは民意をうまくすくい上げたからだ。彼女の都政が、都民の支持を得たからである。
こういうと、「彼女は公約をほとんど果たしていない。何もしていないではないか」と反論する人がいるが、今の時代に「何もしない」ということができる人はほとんどいない。なぜなら、都知事というのは必ず何らかのパフォーマンスを求められ、たいてい何かをしてしまうからだ。そして何かをすると、それだけで顰蹙を買う。だから、何もしないのが一番なのだ。
都民は、都知事が何もしないことを願っている。何かすることを願っているのは、一部の左翼くらいだろう。そういう人たちの声を聞いても選挙には全く何の効果もないので、小池氏は全力で「何もしない」ということを貫いた。そうして、それを貫き通せたからこそ、都知
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