ハックルベリーに会いに行く
学生に伝えたいお金のこと:その11(2,144字)
「経験を日常」とするためには失敗をし続ける必要がある。このとき、「逃げ道」を用意しておかなければならない。なぜなら、逃げ道を用意しておけば致命傷を避けられるので、再び立ち上がってまた失敗することができるからだ。
では、「逃げ道」とは何か?
それは、「命綱」ともいうことができよう。あるいは「保険」ともいえる。何かトラブルが起きたとき、命までは奪われないようにするための防御策だ。
この逃げ道を作るか作らないかで、人生は大きく変わってくる。命綱なしで綱渡りをすれば、周囲から勇敢には見えるかもしれないが、失敗すれば一巻の終わりである。
それに対し、命綱ありの綱渡りは、傍目には臆病者と映る可能性もあるが、その代わり失敗したときのリカバリー力が段違いである。命を落とさないのはもちろん、すぐに立ち上がって再び挑戦することができる。
この命綱を、実際の人生にも用いることだ。
では、具体的にどう用いればいい
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コメント
コメントを書く個人事業で行き詰まった両親を見ており、納得するところが大きく、貧すれば鈍するということで、投資でポートフォリオを組む様に、人間関係、収入、スキルといった様々面で分散するのがよいと理解しました。
>>1
あらゆるものを分散投資するのは本当にだいじですね。ぼくはこれを「個人的多様性の確保」とも呼んでいますが、そうすることによって生存確率が累積的に高まっていくんです。