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メタ思考は、どのように持てばいいのだろうか?
それは、とことんまで考える――ということだ。
例えば、子供が事故死して、悲しいとなる。
そこで、ほとんどの人は、その悲しさに身を任せる。これでは不幸のままである。
メタ思考というのは、その悲しんでいる自分を、客観的に見るということだ。そして「なぜ悲しんでいるのか?」と考えることだ。それが、メタ思考の第一歩だ。
つまりメタ思考とは、「なぜ○○なのか?」を考えるということである。しかも、徹底的に考えることだ。
例えば、「自分はなぜ悲しいのか?」と考える。すると「それは、子供が事故死したからだ」となる。そこで、今度は「子供が事故死すると、なぜ悲しいのか?」という問いを投げかける。
ところが、たいていの人は、まずここで嫌になる。
「そんなことを考えても仕方ないだろ! 悲しいものは悲しいんだよ!」
「子供が事故死して悲しいのは当たり前だろ! そんなことも
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