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「レジリエンス」という言葉があって、ピンチになったときにそこから這い上がる能力のことを指す。近年はこの能力が注目されている。なぜかというと、「できる人」というのはだいたい共通してレジリエンスが強いからだ。ピンチから這い上がる力が強い。
そして、ピンチから這い上がる人はおしなべて能力が高い。なぜかというと、人はピンチから学ぶからである。ピンチこそが人を成長させる。だから、ピンチを避けたり、ピンチから逃げたりする人は能力が低いままだ。ピンチに直面しても逃げず、その衝撃をもろに食らって、死の瀬戸際まで追い詰められながらも、そこからさらに這い上がった人間だけが、能力を高められる。
もちろん、ピンチで潰れてしまっては元も子もない。だから、レジリエンスが必然的に注目されるのだが、ではレジリエンスの強さは何に起因するのか?
それは感情だ。感情の総量だ。特に、怒りと好奇心とがレジリエンスを育む。
そして、
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コメント
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これはまったく正しいと思うけど、書くのになかなか勇気が要る内容ですね
岩崎夏海(著者)
>>1
気づきませんでしたが確かにそうですね。この考えが広まると、社会通念は変わりそうです。この考えはサンデル教授や橘玲さんの言っていることを参考にしていますが、これが広まると世の中が激変しそうです。