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これから20年後に「本物の個人主義時代」が来る。その前触れとして今、「偽物の個人主義時代」が到来していて、その主要な舞台はネット――特にSNSとなっている。
しかし今、SNSは社会にさまざまな問題を巻き起こしている。特に問題となっているのはキャンセルカルチャーで、これは最初は有名人が標的だったが、今となっては有名無名を問わずあらゆる人にその危険性が及んでいる。誰もがキャンセルの魔の手から逃れられなくなっている。
その魔の手から逃れる最善手は「SNSをやめること」だが、多くの人が生活や仕事でSNSと分かちがたく結びついているため、やめられない。それは中毒というよりはもはやインフラと化していて、単純にSNSがないと生きるのが困難なのだ。そういう人が増えている。
これは端的にいって非常に危険な状態である。特に「2つの意味」で危険で、1つは先にも述べたように「キャンセルに巻き込まれる」危険性が高い
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