閉じる
閉じる
×
ここまで82回にわたって庭について書いてきた。最初の記事が2022年9月30日なのでちょうど2年である。思えばこのメルマガで一番長い連載となった。
今回が「庭について」の最終回である。そこでここでは、少し雑感というか、今思っていることなどを書いてみたい。
まず、この連載を通して発見したのは、庭というのは総合芸術であるということだ。しかも、あらゆるジャンルの上位に位置する。
この「総合芸術」という呼び方は通常建築、あるいは映画に対してなされるが、庭にはそれ以上の重要性があるように思う。また、実際にそう考えている人も少なからずいる。
庭は建築とは違う。そこには自然――取り分け植物が不可欠だからだ。例外的に枯山水という植物を用いない庭もあるものの、これもたいてい遠景には木々があるし、そもそも岩を山に見立てたりもしているので、植物と全く無関係というわけではない。
そんなふうに、庭は植物と共にある。
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
チャンネルに入会して、購読者になれば入会月以降の記事が読めます。
入会者特典:当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
ハックルベリーに会いに行く
更新頻度:
月-金の毎日
最終更新日:2024-10-04 06:00
チャンネル月額:
¥880
(税込)
ニコニコポイントで購入
当月に発行された記事はチャンネル月額会員限定です。
-
次の記事これより新しい記事はありません。
-
前の記事2024-10-03 06:00:001994:その23(1,620字)