そうして、この映画も大ヒットした。暗い内容だが、アカデミー賞の作品賞を初め主要なタイトルを総なめにし、映画史に残る名作となった。
「カッコーの巣の上で」は、今見ても文句なく面白い。なぜ面白いかといえば、役者の演技が素晴らしいからだ。
主演のジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャーをはじめ、全ての役者が鬼気迫る演技を披露している。精神病院の話なのだが、ふと気づくと「ドキュメンタリー映画を見ているのではないか」と錯覚させられるほど、リアリティに溢れているのだ。
そういうわけで、この映画は褒めるときりがない。そのためここでは、この作品が誕生した経緯や、ヒットした要因などを、当時の時代背景とともに読み解いてみたい。
そうすることで、この映画が現代においてど
コメント
コメントを書く大男がなんかでっかいもんぶんなげてて記憶がある。
ジャックいいすよね。不潔なところがいい。
>>1
チーフですね。
あの映画にはネイティブ・アメリカンの悲劇と矛盾も遠景に描かれていて、とにかく深い作品ですね。