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週末に見たい映画#37「カッコーの巣の上で」(2,296字)
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週末に見たい映画#37「カッコーの巣の上で」(2,296字)

2013-10-11 06:00
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「カッコーの素の上で」は1975年に制作された映画だが、原作自体は1962年に書かれた。そして舞台化され、何度も何度も上演された。大ヒットしたのだ。
そうして、この映画も大ヒットした。暗い内容だが、アカデミー賞の作品賞を初め主要なタイトルを総なめにし、映画史に残る名作となった。

「カッコーの巣の上で」は、今見ても文句なく面白い。なぜ面白いかといえば、役者の演技が素晴らしいからだ。
主演のジャック・ニコルソン、ルイーズ・フレッチャーをはじめ、全ての役者が鬼気迫る演技を披露している。精神病院の話なのだが、ふと気づくと「ドキュメンタリー映画を見ているのではないか」と錯覚させられるほど、リアリティに溢れているのだ。

そういうわけで、この映画は褒めるときりがない。そのためここでは、この作品が誕生した経緯や、ヒットした要因などを、当時の時代背景とともに読み解いてみたい。
そうすることで、この映画が現代においてど
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大男がなんかでっかいもんぶんなげてて記憶がある。
ジャックいいすよね。不潔なところがいい。

No.1 135ヶ月前
userPhoto 岩崎夏海(著者)

>>1
チーフですね。
あの映画にはネイティブ・アメリカンの悲劇と矛盾も遠景に描かれていて、とにかく深い作品ですね。

No.2 135ヶ月前
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