はてなブックマークコメントを読んで暗澹としつつも学んでいること（2,541字）

なんだかんだと言いながら、ぼくは「はてなブックマーク」の「人気エントリー（以下、ホッテントリ）」をよく見ている。

はてなブックマーク - 人気エントリー

なぜ見ているかというと、ホッテントリを眺めていると、手っ取り早く「流行りのニュース」が分かるからだ。「今」が分かる。
ぼくは新聞を読んでいないが、時代にキャッチアップしようと思ったら、このサイトを見ていればだいたい事足りる。だから、新聞の代わりに見ているようなところがある。

ホッテントリのいいところは、新聞は絶対に取りあげないようなニュースまで人気になることだ。
先日も、茂木健一郎さんが日本の新聞に抗議したYouTubeの動画をアップしていたが、それについて紹介していた記事も、ちゃんとランクインしていた。

脳科学者・茂木健一郎氏、新聞各社への怒りを歌に込めてYoutubeで公開　「日本の新聞〜♪ 腐ったメ〜ディア〜♪」 - ライブドアニュース

これなどは、新聞を読んでいたのでは絶対に知ることのできないニュースだろう。そういう記事まで取りあげてくれるホッテントリの目配りの広さには、いつも助けられている。


ところで、ホッテントリのそうした有用性とは逆に、そこにつけられている「はてな民」たちのコメントの役に立たなさには、いつも暗澹とさせられる。

はてな民たちは、一部を除いてだいたい　

[天空@tenku（ID：175035）]

はてブっぽくコメントすると、自分なら、このエントリに「かつては、まとめサイトなどなく、2ちゃんねるの自分の関わっている記事がわざわざ可視化されるとこはなかった。マイノリティとわかっていてわざわざ叩く必要があるのか」とブクマするだろう。有料ではない場合に確実にコメントされるのは、

「うーむ」「ふーむ」「ハックルの釣り記事」「ブロマガに移ってまではてなについて語るなんて、はてなに未練があるんだね」等々

などではないだろうか

他にコメントされそうなのは、
「コメントに反論できないんて嘘だ。ブコメ反論記事をブログに書けばいい」
「ホッテントリで流行のニュースを得ながら、最後ではてブdisるのか」


などだろうか。（などと、実際にブックマークを使ってる人が偉そうにコメントしてみる）。

[岩崎夏海（著者）]

>>3
はてブをよく知る人は、この記事にはどういうはてブがつくか、ありありと想像できると思います。
そこがきっと、はてブの限界なんです。
そして、このブロマガのコメント欄にはそういうコメントがつかない。
そこに、ブロマガの可能性があるのと思っています。

[ari（ID：17495383）]

でもｗ「おおかみこどもの雨と雪」はいい映画だと思うｗ

[岩崎夏海（著者）]

>>5
いつかもう一度その映画について語るかもしれません。