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最近、プロ野球楽天の田中将大投手が大リーグに行くか行かないかで話題になっているが、なぜ話題になるかといえば、彼に「価値」があるからである。話題になるときに必ずといっていいほど語られるのがその「価値」で、移籍金が幾らになるといった貨幣的な価値から、チームへの影響という戦力的な価値、はたまた観客動員減といった人気的な価値まで、さまざまに語られている。
ところで、田中将大投手の人気ぶりを見てあらためて感じさせられるのは、「勝利」することの価値の大きさである。
田中将大は、ダルビッシュのように際立ったイケメンというわけではない。ピッチングフォームも、美しいとは思うが、野茂のように個性的であるというわけでもない。
ピッチングそのものも、球が飛び抜けて速いわけではなく、コントロールは確かに際立っているが、それが取り立てて語られることもない。
田中将大の何が価値かといえば、それは「勝利」することなのである。彼は
ところで、田中将大投手の人気ぶりを見てあらためて感じさせられるのは、「勝利」することの価値の大きさである。
田中将大は、ダルビッシュのように際立ったイケメンというわけではない。ピッチングフォームも、美しいとは思うが、野茂のように個性的であるというわけでもない。
ピッチングそのものも、球が飛び抜けて速いわけではなく、コントロールは確かに際立っているが、それが取り立てて語られることもない。
田中将大の何が価値かといえば、それは「勝利」することなのである。彼は
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コメント
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「競争を巧妙に避ける」ことの例えが「AKBそのものを作る」だったので、むしろ競争に勝つことよりもプロモートすることのほうが難しいんじゃないかって気がしてしまった、、、orz
岩崎夏海(著者)
>>1
それは分かりやすい例えであって、もっと小さなものからも「AKB48」的なものは作っていけると思います。
小さな例だと「コンビニアイス評論家」という職業ですね。
コンビニアイス同士を競い合わせる「場(ブログ)」を作った。
そのプロデューサーになることで、競争を巧妙に避けたわけです。