都知事選は、舛添要一さんが当選した。
事前の予測で圧勝と出ていて、実際にもその通りになった。その意味では、とても「静か」な選挙だった。

投票率はとても低かった。過去3番目の低さだそうだ。
前日に降った雪で下がったということもあるだろう。しかし、それ以前から都民の関心は薄かったように思う。
都知事選挙はけっこうなお金がかかるらしいから、もっと関心が高くなっても良さそうなものだが、都民にはお金持ちが多いのか、それに疑義を唱える人も少ないという印象だ。

あるいは、多くの都民に「自分は都民だ」という意識があまりないのかもしれない。実際、東京都ほど、他府県出身の多い都道府県もないだろう。それが、都知事選の関心を低くさせた一つの要因にもなっているのかもしれない。

――などと、いろいろ分析することは可能だけれども、勝ったのは舛添要一さんで、そして都知事の権限というのは想像以上に大きいから、これからは、いろいろなこと