閉じる
閉じる
×
今日は「映画とは何か?」を考えたい。
中学生のとき、「家族ゲーム」という映画を見た。素晴らしい映画だと思った。
高校生のとき、同じ森田芳光監督の「メイン・テーマ」という映画を見た。ところが、ちっとも素晴らしくなかった。ぼくは「家族ゲーム」が大好きで、主演の薬師丸ひろ子も大好きだったから、「メイン・テーマ」にはすごく期待していた。しかし、結果的に面白くなかった。
このときに、「映画とは難しいものだな」と思った。素晴らしい作品を作った監督と素晴らしい役者が組んでも、必ずしも素晴らしい映画になるとは限らないのだ。
しかしながら、この世には名作を連発する監督がいる。黒澤明やスタンリー・キューブリックがその代表格だ。宮崎駿や小津安二郎もそうだろう。クエンティン・タランティーノもかなり外れのない監督である。一時期のロバート・ゼメキスもすごかった。
では、そういう監督に共通するものは何か?
そこに、「映
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
入会して購読
この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。