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「映像」というのは古くて新しいメディアである。このメディアの耐用年数は意外に長い。今後、新しいテクノロジーによって浸食される可能性は少ない。いやむしろ、新しいテクノロジーによってますますその価値を高めるのではないだろうか。
今日は、そのことについて書きたい。
最近、映像についてあれこれと考えている。すると、映像というものの「強さ」をつくづく実感する。
映像は、実はその発明初期から未来を悲観されていた。リュミーエル兄弟は、その新奇性が薄れれば誰にも見向きされなくなると考えた。エジソンは、映像は大勢が映画館で見のではなく、個人がキネトスコープで楽しむ趣味的なものになると考えた。
しかし、そうはならなかった。
映像は発明されてから100年経っても飽きられていないし、映画館にもたくさんの人々が押し寄せている。
この100年の間に、映像産業にはいくつかの転機があった。その中でも最も大きかったのはCG
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