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教養論その25「言語能力における美的感覚(前編)」(1,587字)
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教養論その25「言語能力における美的感覚(前編)」(1,587字)

2016-02-18 06:00
    「教養」とは、ほとんど「言葉を知っている」ということと同義である。なぜなら、言葉というのは「知識」であり、同時に「思考の道具」であり、さらには「さまざまな事象の概念、本質を表しているもの」でもある。だから、それを知れば知識、思考力、物事の本質という三つの教養にとって重要なことを同時に習得できるのだ。

    それゆえ、教養を高めるには言葉を習得するのが一番なのだが、言葉の習得というのは、主に以下の四つに分類される。

    1、知識力
    2、構成力
    3、想像力
    4、美的感覚

    1の知識力とは、文字通りたくさん言葉を覚えること。2の構成力とは、その覚えた言葉を巧みに構成すること。3の想像力とは、その言葉を使ってやり取りする相手との間に言語外言語での関係を構築すること。そして4の美的感覚とは言葉の持つ芸術的要素である。

    今回は、この4の「美的感覚」について見ていく。


    ところで、「美的感覚」というのは言葉に限らず人
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