オンナのウラガワ ~名器大作戦~
第225回 まだ挽回できるかどうか気になるウラガワ(3)
◆もくじ◆
・まだ挽回できるかどうか気になるウラガワ(3)
・最近の志麻子さん
江平洋巳さんとコラボした『怖ろし譚』発売
11/3(日)「オメ★コボシ47」開催
『小説 エコエコアザラク』が発売中
角川ホラー文庫より『忌まわ昔』発売中
TV「有吉反省会」にヒョウ姿でひきつづき出演中
「岩井志麻子のおんな欲」連載中
カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中
・著者プロフィール
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一年も後半、遅れなどを取り戻せるかな、と焦る時期。
人生も後半となると、以前は思いもよらなかった状況が出てくるもの。
出演した番組で共演者の巨乳イジリをしたところ、ある男性に恨まれてしまった。
その人がネットに書き込む言葉にはどこか見覚えがあって……。
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2014年11月~17年12月のバックナンバーは、「月別アーカイブ」の欄からご覧ください。
2018年1月「命や生きることについて考えたウラガワ」
2月「人はなかなか変わらないのウラガワ」
3月「きれいに卒業できない女たちのウラガワ」
4月「新たな出会いの不気味なウラガワ」
5月「良い季節でも人は病むウラガワ」
6月「『有名な男の女』だった二人のウラガワ」
7月「怪談の季節! ゾッとする実話なウラガワ」
8月「嘘と本当のあわいの怖い話のウラガワ」
9月「大人になりきれない人達のウラガワ」
10月「ベトナム旅行チン道中のウラガワ」
11月「しみじみしんみりな出来事のウラガワ」
12月「来年まで引きずりそうなアノ人のウラガワ」
2019年1月「去年に縁があったあれこれのウラガワ」
2月「台湾で初めて会った人たちのウラガワ」
3月「胸に引っかかる人を思う春のウラガワ」
4月「こういう人いるよねという出会いのウラガワ」
5月「働くということについて考えたウラガワ」
6月「私なりのプロファイリングをしてみたウラガワ」
7月「芸事業界の人たちの願いごとのウラガワ」
8月「怖さひかえめな怖い話のウラガワ」
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2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ/ソウルの新愛人のウラガワ/風俗嬢の順位競争のウラガワ/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ/「大人の夏休みの日記」なウラガワ/その道のプロな男たちのウラガワ
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こんな歳になってもまだ、子ども時代の夏休みを基準に生きていると実感するのが九月だ。夏休み前が前半、夏休みが終わると今年も後半に入るという感覚。
九月になると、前半が無駄に過ぎちゃったよ~、みたいな焦りを覚え、いやいや、後半で取り戻せると無意味な期待を持ってしまう。
そんな気分を書いてきた今月も、もう終わってしまうんだな……。
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事の発端は、あるネット番組に出たことだ。なんというかサービス精神の暴走機関車とも呼ばれる私が、そのときも変な燃料を燃やしすぎてしまった。
気象予報士として出ているホカ子さんは巨乳も売り物で、いつもぴったりした服でそれを強調なさっている。
少し前にも私達は地上波の番組で共演し、そのときも私だけでなく出演者みんなでホカ子さんの巨乳いじりをした。
そもそもホカ子さんは、巨乳というのを売り物にその地上波に出演していたのだ。ホカ子さんは有名アイドルに乳を揉ませ、私には乳首まで見せてくれ、美人なのにぶっちゃけてて覚悟決めてて、ノリがよくていいなぁ、と私もファンになった。
そのこともあり、ネット番組で再会して彼女が天気予報をしているとき、羽交い締めにしたりして、いじくり回してしまったのね。
ホカ子さんプロなんで、きゃあやめてといいながらも笑顔で続けていた。番組終了時には私も頭を下げて謝罪し、ホカ子さんからも番組からも、特にお咎めなしだった。
ところが一人の男が、私に本気の殺意まで持ってしまったのだ。