オンナのウラガワ ~名器大作戦~
第296回 歳を取れば大人になれるわけではないウラガワ(2)
◆もくじ◆
・歳を取れば大人になれるわけではないウラガワ(2)
・最近の志麻子さん
『プロが解決!オトナLab.』でお悩み募集中
『でえれえ、やっちもねえ』角川ホラー文庫より発売中
万年アクリルカレンダー再販中
カドカワ・ミニッツブック版「オンナのウラガワ」配信中
MXTV「5時に夢中!」レギュラー出演中
・著者プロフィール
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夏が過ぎて秋には、「一つ歳を取った」という気持ちになってしまうもの。
いつまでも少年・乙女の気持ちを忘れないというのは素敵なことではあるが、
永遠の夏を生きようとすれば、大人げない、成長がないと笑われることも。
年齢詐称をする人は、詐称しようとするときバレないと信じているのだろうか?
しばらく前に、ある女性が「友達の彼氏」を刺した事件があったが……。
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2020年1月「愛しい南国の怖い話のウラガワ」
2月「ひきつづき東南アジアの怖い話のウラガワ」
3月「どこか心残りの別れのウラガワ」
4月「未経験な世の中のあれこれのウラガワ」
5月「「あの人実は」「あの人やっぱり」のウラガワ」
6月「アマビエ的なものや人のウラガワ」
7月「怖い話をエンタメとして楽しみたいウラガワ」
8月「どこか楽しめる怖い話のウラガワ」
9月「エンタメとして味わいたい人の怖さのウラガワ」
10月「いい大人なのに未経験のウラガワ」
11月「まだ猶予があるのかもという気分のウラガワ」
12月「私なりに引っかかる物事のウラガワ」
2021年1月「ゆるく共存していくことを考えさせられるウラガワ」
2月「いつの間にか入り込む怖いもののウラガワ」
3月「もはや共存するしかないあれこれのウラガワ」
4月「変わらぬもの、変わりゆくもののウラガワ」
5月「子どもっぽい大人、大人になっても子どもな人のウラガワ」
6月「ドライになり切れないウェットな物事のウラガワ」
7月「ホラーの夏なので怖い怪談実話なウラガワ」
8月「夏といえばの怖い話・奇妙な話のウラガワ」
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2013年7月~12月 名器手術のウラガワ/エロ界の“あきらめの悪さ”のウラガワ/エロとホラーと風俗嬢のウラガワ/風俗店のパーティーで聞いたウラガワ/エロ話のつもりが怖い話なウラガワ/風俗店の決起集会のウラガワ
2014年1月~10月 ベトナムはホーチミンでのウラガワ/ベトナムの愛人のウラガワ/永遠のつかの間のウラガワ ~韓国の夫、ベトナムの愛人~/浮気夫を追いかけて行ったソウルでのウラガワ/韓国の絶倫男とのウラガワ/ソウルの新愛人のウラガワ/風俗嬢の順位競争のウラガワ/夏本番! 怪談エピソードの数々のウラガワ/「大人の夏休みの日記」なウラガワ/その道のプロな男たちのウラガワ
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私は十二月生まれなのだけれど、夏が過ぎて秋になる頃にも「また一つ歳を取った」、という気持ちになってしまう。夏って、若者の季節という熱さにも満ちているしね。
生涯青春、いつまでも少年、乙女の気持ちを忘れない。そういうのも、素敵ではあるが。永遠の夏を生きようとすれば、大人げない、成長がない、みたいに笑われ、眉をひそめられるのも否めない。というのが秋になった今月、九月のテーマだ。
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私は、年齢詐称はしない。そもそも生年月日も公表しているし、詐称する意味も必要も事情も何もない。バレたときカッコ悪いからしない、という人もいるが、そもそも詐称しようとするときバレないと信じているのか。
ていうか、素朴に不思議だ。例えば私が一回りほどサバ読んだら、日本人は空気読むし忖度する民族なんで、面と向かって嘘つきとはいわなくても、
「すっごい老けてる」
と思われるに決まってるし、その思いが顔にも出てしまっているのを見るのは、想像するだけで居たたまれないわ。だったら実年齢をいって、お世辞にしても若く見える、といわれる方がいいよなぁ。
そういえばしばらく前、
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