それはある日突然襲い来る、死神の如き感染症……
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皆様こんにちは! グァバちゃんです☆
本日は世にも恐ろしい人食いバクテリアのお話。

病原菌たちは普段、皮膚の一部・鼻・のど・腸など人体の中でも限られた範囲内で悪さをし、身近なところでも傷口の化膿・風邪・食中毒などの感染症を起こしています。
ところが病原菌の種類・患者の免疫機能などの条件が揃うと、

全身の皮膚・筋肉・内臓などが急激に腐敗していくおぞましい状況に陥る

ことがあるのです。

特に24時間程という超スピードで全身を侵し、手足の壊死などを急激に引き起こす病原菌は、俗に「人食いバクテリア」と呼ばれ、その中でも最も有名なのが「溶連菌(化膿レンサ球菌)」です。
感染症は「高齢者・基礎疾患のある人が重症化しやすい」という話をよく聞くと思いますが……溶連菌による人食いバクテリア(STSS)は、

健康な人でもある日突然発症し、24時間以内に全身が侵されて死に至ることも多いのです。理不尽過ぎる……

●「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」ことしの患者数 過去最多に - NHK

そしてニュースでも話題になっているように、日本国内での事例が増加しており、今年の患者数は過去最多ペースになっています。

日本で今いったい何が起きているの?命を守るためにできる対策は?
今回はそんなSTTSこと「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」について、人体の中で何が起きるのか・その予防方法などを、菌血症・敗血症・ショックなどの医療用語にも触れながら……サクッと(?)お話ししていきますよ!

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