リアル授業、実験大成功でした!
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みなさん、こんにちは。レイユールです。
なんだかんだあって、ブロマガではすっかりご無沙汰になってしまいましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

私はと言いますと、先月に板橋区立教育科学館で「怪人リアル授業」というイベントをやってきました。
薬理凶室全体では5回目、私個人としては2回目の「リアル授業」です。

ご参加の皆様、ありがとうございました。
リアル授業はまだまだ続きますので、今後ともよろしくお願いいたします。

というわけで、今回は授業で取り上げた色の変わる実験「時計反応」の補講をブロマガでお届けしましょう。

◆◇◆時間差で反応が起きる「時計反応」◆◇◆



今回の授業では、皆さんに時計反応という珍しい化学反応を紹介しました。
時計反応は、通常の化学反応とは少し様子が違って、時間差で反応が起こるのです。

通常の化学反応では、例えば液体を混ぜて変色するといった場合には、混ぜた途端色がついたり、徐々に色が濃くなったりするものです。

しかし、時計反応はなにも反応が起こらない誘導時間があって、その後に素早い反応が起こります。

これは単純な化学反応の速度論では説明できません。
通常、化学反応は目で見ることはできないので、それを可視化するために指示薬などを加えておくのです。

今回の反応では、指示薬をたくさん選べるように、ほぼ中性の溶液が塩基性になるような時計反応を利用しました。

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