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配牌ドラ無関係で何を切る?といわれたら1m1択ですが、ここからペンチャンを外したとしても、5回に1回は両面×2が埋まるより、先に3mを引いてしまうものです。
これで裏目を引いたときに
「あ!失敗した!!」と、考える人はいませんよね?
麻雀は選択と抽選のゲームです。
可能性の薄い方が選ばれたとしてもそれは仕方のないことでしょう。
リーチ (牌図A)
全て手出しのリーチでした。は場に2枚切れ。さて、このリーチに対して――
待ち 待ちで放銃する可能性。(a)
待ち 待ちで放銃する可能性。(b)
両者にはどれくらいの差があると思いますか?
(a)と(b)の差を全く無視して扱うのは、いくらなんでも乱暴すぎるかと思います。
麻雀のデータを採取しようというのなら、こういった無筋の危険格差も調べるべきだと思います。それを無視して「数字的根拠」を述べられてもなんら信憑性がありません。
では僕の信憑性の無い「体感的根拠」で話します(笑)待ちである可能性が「10」だとしたら、待ちである可能性は「2」くらいのものでしょう。
「牌理的根拠」で話しますと、安全牌候補より先に切った、安全牌候補より後に切った。両者の比較で、待ち牌に関連する可能性は5倍くらい違うんじゃないかということ。
もちろん、敢えて先切りした可能性もあります。
先切りして固定するということは、ある程度自信があった受けだと思っていいでしょう。
イーシャンテンからテンパイに移行する際、未完成メンツが2つあるはず
それが埋まってテンパイします。いわゆる「入り目」ってヤツです。
どちらかというと自信のある受けの方が先に埋まりそうですよね?
それでもまあやで放銃する可能性はゼロはありません。放銃したとしても――
「木原!話が違うじゃねーかよ!」
と私を責めてはいけません、ハイ。麻雀は選択と抽選のゲームです。
可能性の薄い方が選ばれたとしても、それは仕方のないこと――ですよね?
応用問題を出しましょう。東1局東家、ドラはでした。
3巡目としましょう。これは勝負手ですね。さて何を切りますか?
コメント
コメントを書く4s切りは確かにいいですねぇ~
フリーとかの場合、理牌せずに手拍子で1s切っちゃいそうですけど、
ペン3sなら最終形でも死角になるしなぁ~
いつもありがとうございます。
注目されるような仕掛け、他の無筋の方が危険に見えるところがいいところだと思います。相手にこれをやられると自分がとても嫌ですしね(笑)