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一萬:麻雀王国二萬:麻雀王国七萬:麻雀王国八萬:麻雀王国二筒:麻雀王国三筒:麻雀王国五筒:麻雀王国六筒:麻雀王国七筒:麻雀王国九筒:麻雀王国九筒:麻雀王国四索:麻雀王国五索:麻雀王国六索:麻雀王国

配牌ドラ無関係で何を切る?といわれたら1m1択ですが、ここからペンチャンを外したとしても、5回に1回は両面×2が埋まるより、先に3mを引いてしまうものです。

これで裏目を引いたときに
「あ!失敗した!!」
と、考える人はいませんよね?

麻雀は選択と抽選のゲームです。
可能性の
薄い方が選ばれたとしてもそれは仕方のないことでしょう。


七筒:麻雀王国西:麻雀王国三筒横:麻雀王国リーチ (牌図A)

全て手出しのリーチでした。西:麻雀王国は場に2枚切れ。さて、このリーチに対して――

五筒:麻雀王国八筒:麻雀王国 待ち 六筒:麻雀王国九筒:麻雀王国 待ちで放銃する可能性。(a)
二筒:麻雀王国五筒:麻雀王国 待ち 一筒:麻雀王国四筒:麻雀王国 待ちで放銃する可能性。(b)

両者にはどれくらいの差があると思いますか?
(a)と(b)の差を全く無視して扱うのは、
いくらなんでも乱暴すぎるかと思います。

麻雀のデータを採取しようというのなら、こういった無筋の危険格差も調べるべきだと思います。それを無視して「数字的根拠」を述べられてもなんら信憑性がありません。

では僕の信憑性の無い「体感的根拠」で話します(笑)二筒:麻雀王国五筒:麻雀王国待ちである可能性が「10」だとしたら、五筒:麻雀王国八筒:麻雀王国待ちである可能性は「2」くらいのものでしょう。

「牌理的根拠」で話しますと、安全牌候補より先に切った七筒:麻雀王国、安全牌候補より後に切った三筒:麻雀王国。両者の比較で、待ち牌に関連する可能性は5倍くらい違うんじゃないかということ。


もちろん、敢えて先切りした可能性もあります。
先切りして固定するということは、ある程度自信があった受けだと思っていいでしょう。

イーシャンテンからテンパイに移行する際、未完成メンツが2つあるはず
それが埋まってテンパイします。いわゆる「入り目」ってヤツです。

どちらかというと自信のある受けの方が先に埋まりそうですよね?
それでもまあ
八筒:麻雀王国九筒:麻雀王国で放銃する可能性はゼロはありません。放銃したとしても――

「木原!話が違うじゃねーかよ!」

と私を責めてはいけません、ハイ。麻雀は選択と抽選のゲームです。
可能性の薄い方が選ばれたとしても、それは仕方のないこと――ですよね?


応用問題を出しましょう。東1局東家、ドラは中:麻雀王国でした。

六萬:麻雀王国七萬:麻雀王国六筒:麻雀王国一索:麻雀王国二索:麻雀王国四索:麻雀王国七索:麻雀王国東:麻雀王国東:麻雀王国西:麻雀王国發:麻雀王国發:麻雀王国中:麻雀王国中:麻雀王国

3巡目としましょう。これは勝負手ですね。さて何を切りますか?